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介護を続けるための心構え〜助けてと言えていますか?〜
介護はもう無理となった時「助けて!!」と誰かに言えますか?。私は母の介護が始まる前にコーチングを受けて救われました。介護中も相談できる友人や職場の同僚などがいたため、なんとか乗り切ることが出来ました。
「介護が無理のサイン」はまず心と身体に現れます。
介護はもう無理と限界が来る前のサインと、それに対処法について書いています。
1,心と身体のサイン気付いていますか?
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介護に限らず、人はストレス過多状態になると心と身体に変化が現れます。
心のサイン
・常にイライラして怒りが抑えられず、気持ちの切り替えができない。
または涙が止まらず感情のコントロールが出来ない。
・未来に絶望感や無力感を感じる。
・自己否定が強くなる。
・自分の殻に閉じこもり周囲の人と距離を摂る。
・孤立感を強く感じる。
・何をすればいいのか分からなくなる。
・小さなことも自分で決断できなくなる。
身体のサイン
・睡眠をとっても疲れが取れず、翌日身体が重い
・胃の痛み、頭痛、肩こり、免疫力が落ちて風邪をひきやすくなる。
・過食または食欲がない
こうしたサインが現れる前に悩みや不安を解消したいですよね。
悩んだ時の相談先としてケアマネジャー ・地域包括支援センター、 サービス担当者が頭に浮かぶと思います。しかし、そこでの相談がサービス調整や近況報告で終わってしまうことも多いのではないでしょうか。
また、「悩みや不安をケアマネジャーや家族に伝えられない」という方もいるかもしれません。その理由を探っていきましょう。
2,悩みや不安を一人で抱えてしまう心理
①責任感がつよい
・家族のこと、自分のことだからとすべてを抱えてしまう。自分で解決しなければと思っている。
②自己犠牲感が強い
・周囲に迷惑をかけたくない、自分のことより周囲の人を優先してしまう傾向がある。
・自分の問題は些細なことで、大したことではないと思っている。
③他者評価を気にしている
・弱い人だと思われたくない。自分で解決出来なくて恥ずかしい。と感じる。
・ショートスティや他の介護サービスを受けているので、これ以上助けを求めるのは申し訳ない。
④拒絶される不安
・助けを求めた時に断られるのではないかと不安を感じる
責任感が強い人は自分がストレスを抱えすぎていることや、助けが必要な状態であることについて気が付いていない場合もあります。
3, SOSが言える状態をつくる
①感じていること不安を書き出す。(ジャーナリング)
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毎日、ノートに今の感情や思っていることを書きだしてみましょう。
(ジャーナリングの効果)
・モヤモヤした気持ちの整理が出来る
・自分の感情や思考パターンの癖を知り、自己理解を深めることが出来る
・ネガティブな気持ちの浄化
・ポジティブな振り返りは自己肯定感があがる
日々続けていくと感情のコントロールが上手になっていきます。波はあるかと思いますが、以前より冷静に物事をみることが出来るようになっていると思います。
② 謙虚さを知る
人の心理には、「誰かの役に立ちたい」という気持ちがあります。「あなたのおかげで助かった」「ありがとう」と言われると、多くの人が喜びを感じます。
助けを求めることは、相手に貢献の機会を与えることでもあります。もし断られたとしても、悲観する必要はありません。
③ 助けを求める勇気を持つ
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介護は決して一人で抱え込むものではありません。勇気を持って「助けて」と言うことは、決して弱さではなく、自分を守る大切な手段であり、精神的な成長にもつながります。
助けを求めることで、自分の限界を受け入れ、人とのつながりを深め、支え合う力を養うことができます。それは、単に介護を続けるためだけでなく、自分自身をより成長させる機会にもなるのです。
介護を持続可能なものにするための第一歩として、家族や専門家、友人に気持ちを伝え、サポートを受けることを恐れないでください。
4,まとめ
介護者が限界を超えると、ケアを受ける人にも影響を及ぼす可能性があります。自分の心と身体のサインを見逃さず、早めに行動を起こすことで、介護を持続可能なものにすることができます。心身の健康を守ることは、良い介護のための第一歩です。
「もう無理」と感じる前に勇気を出して誰かに相談してみましょう。
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