コンサルを受けて失敗した経験から学んだこと
Green Forest代表の秘書、はるです。
私は昔から生きづらさを感じやすく、
これまで沢山の人に悩みを聞いてもらった経験があります。
カウンセリング、コーチング、コンサルなど
様々なセッションを受けてきました。
その中で、ショックを受けた出来事があります。
とある方のコンサルだったのですが、
女性の様々な相談にのっている方で
周囲の方々からの評判が良く
気になったので私も受けてみることにしました。
しかし、コンサル開始早々、
びっくりしてしまったのです。
まずそのコンサルをされている方の態度が
とても高圧的でした。
話し方も一方的で、
笑顔もなく、とても話しづらい…
威圧的な人との会話が苦手な私は
最初の時点で内心動揺してしまいました。
私の相談に対しても、サラッと内容を確認しただけで
一方的なアドバイスを告げられました。
「いや、そういうことではなくて…」と伝えても
「いえ、それは○○です」と冷たく言われるのみ。
会話のキャッチボールもなく、とにかく一方的で
こちらの話が通じないのです。
正直なところ、そのアドバイスがどうも的外れで
そういう考えもあるけど、私の場合は違うんだよな…と
どうも納得いかず。
まるで教科書に載っている模範解答を
「これが答えです」と
ただ投げつけられるだけのような時間でした。
しかもその答えが
なんだか間違っているという…。
評判ではその方のアドバイスが的確だった、
とても良かったという内容で溢れていたものの
私の中では違和感だらけ。
あまりにも会話が噛み合わず、
これ以上は無理だと思い、
途中で退席させてもらうことにしました。
この経験があまりにもショックで
しばらくの間、誰かに相談するということが
怖くてできなくなってしまいました。
それからしばらく経って、
やっと気づいたことがあります。
それは、当時の私は問題を解決しよう!
なんとかして解決したい!と思い
誰かに相談していたのですが
実は私が求めていたのは
その問題に対する解決策やアドバイスではなく
ただ私の話をじっくり聞いてもらうこと
そして自分以外の誰かに共感、受容してもらうことで
自分が安心したかったのです
自分の話を人に聞いてもらっているうちに
「あぁ、自分ってこんな風に考えていたんだ」
「実はこんな風に感じていたんだ」と
客観的に気付いて前に進むこともできます
なので、実は必要だったのは、
ただ自分の話を丁寧に聞いてもらう
そして自分の中で気付くということでした
そのため、前述したような
一方的にアドバイスを伝えてくるような人とは
実は相性があまり良くないということを
身をもって体験しました。
そのアドバイスが自分にとって的確で
役立つものであればいいのですが…
“悩んだ時に誰に相談するか”、
というのは実はとても重要なことで
相手を間違えると時に大変なことになります。
世の中は「○○したら~になる」という
沢山の解決策やアドバイスで溢れていますが
それが自分にとっての正解かどうかは
人それぞれなのです。
自分にとっての正解を見つけるには
自分の考えや感情に注目することから始まります。
カウンセリングは、
しっかりと自分に意識を向けられる時間です。
あなただけの答えを見つけるには
まず自分と素直に向き合うこと。
ひとつずつ、ゆっくりでいい
自分の思いを丁寧に紐解いていく時間が
あなたにとっての力になります。