「ピアノは脳トレ」に反応した大人の生徒さん
こんにちは。
ピアノ講師であり、
メンタル心理ヘルスカウンセラーとしても活動しています、
「One Heart」です。
今日は、「ピアノと脳」というテーマで書いてみたいと思います。
体験レッスンの中のふと言った一言で、”入会”に至った大人の生徒さん。
言葉って、魔法ですね。
脳科学の観点で、ピアノを弾くことは脳を活性化させると言われています。
上の記事は、全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)の研究ページになります。
上のピティナのサイトはちょっと難しいことが書いてありますが、
要するに、毎日のピアノ練習は自己抑制能力や意味に注意を向ける能力、情報処理のスピードが上がると言われているということ。
自己抑制能力とは、例えば特にお腹も空いていないのに、ケーキが目に止まったので思わずケーキを買って食べる、という衝動的な行動をしないということ。反応に任せて行動してしまうのを抑えられるかという能力。
意味に注意を向ける能力というのは、黄色で書かれた「赤」という文字を、見た状態に惑わされることなく(黄色という色に引きずられることなく)「赤」と答えられるかという能力。
右手と左手を違う動きをするということも、ピアノを弾く大きな特徴になっています。
楽譜を見る(視覚)、楽譜の情報を指に伝え打鍵をする(情報処理能力と触覚)、打鍵した音が正しいか聴く(聴覚)などなど、ピアノを弾くと脳のいろいろな部位を働かせることになります。
しかも、普段使わない部位を使っているので、リフレッシュ感も得られます。
メンタルの状態を向上させ、心理的・物理的なQOL(生活の質、人生そのものの質)を向上させるという研究結果も報告されています。
今は、80代でも元気でいられる時代になりました。
好きなことをほんのちょっとでもいいから続けていくこと。
特に、指を動かすことは(ピアノ、お裁縫、編み物、手仕事といわれるもの全般)は脳にとってもとてもいいリフレッシュな時間となります。
私の過去記事です。
こちらにも、脳科学の観点からピアノと脳について書いています👇
「脳トレ」に反応してご入会してくださった大人の生徒さん。
毎週楽しくレッスンに通ってくださっています。
弾けるようになると”達成感”もついてくる。
「やった!」という子供のときに感じた感情がよみがえってきて、楽しいとおっしゃっていました。
童心に帰れる、というのもピアノの醍醐味かもしれません。
入会当初よりもイキイキとしているように見えます。
脳トレのおかげ、ですね。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。