セルフイメージを上げる方法
こんにちは。
昨日、初めてサントリーホールに行ってきました。
仲道郁代先生のリサイタル。
一度行ってみたかった、サントリーホール。
念願叶ってよかった・・・(ジャーナリングのおかげです)
そしてさらに・・・なんと!!
この公演に、天皇陛下もいらっしゃってて・・・。
ご鑑賞されていました。
R側のバルコニー席。
(なんだか開演前から扉付近でスーツのおじさま方が大勢いて、物々しい雰囲気だったので、変だなーと思っていたのです)
わたしも偶然、近くのバルコニー席だったもので、ものすごく至近距離で生の天皇陛下にお会いできて、本当に幸運でした。
そして、なにより一緒の空間で音楽鑑賞できたことがさらなる貴重な体験となり、一生の中のとてもいい思い出になりそうです・・・。
(こんなこと、めったにないしね)
仲道先生も、いつもより緊張されていたよう(そりゃ、あたりまえよね。場に慣れている、といっても人間だしね・・・笑)
アンコールも弾き終わり、すべての演奏が終わった途端、緊張の糸がほどけたようにいつものすてきな笑顔でカーテンコールの拍手に応えていました。
ピンとはりつめた空気の中の演奏会。
いろいろな意味でとっても印象の残る経験となりました。
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さて、今日は「セルフイメージを上げる方法」について。
One Heart流でいうと、わたしが、「マイルール」というお話。
日本人あるあるなんですが、”みんなが〇〇なら私も!”みたいな、”謎”の一緒が安心みたいな空気、ありますよね。
OLのランチタイムとか・・・。
例えば3人でランチに行ったとしましょう。
ひとりの人が「私、Aランチにしようかな?」と言うと・・・、
「あっ、じゃ私もAランチにしよう!!」とさらにもうひとり。
残りのひとりも、「・・・、あ、じゃ私も・・・」みたいな流れ・・・。
これって、空気読んでるのかな?
そして・・・先にAランチにしようと思った2人はもうひとりがAランチにすることを期待しているの?
Aランチにしないといけない空気って何だろう?
私はこれがとても不思議に思うんです。
そんな場面でさえ、私は、「えー、みんなAランチなの?わたし、Bにするわ」みたいに、空気読んでるようで空気壊す、笑、みたいに流れ変えちゃうんです。
まぁ、私が普段仲良くしてもらっている人たちは、類友の法則で似たような感じの人が集まっているので、Bランチが運ばれてきたら、1人だけ違うお料理に興味津々で、それで話が弾んだりするので、同じものを注文するよりも、かえっていい空気が流れたりします。
それと、音楽家仲間たちは、音楽性の違いとかもお互いに認め合っているので、”多様性”という概念がもともと備わっている人が多いのも事実です。
音楽性って、10人いたら、誰ひとりとして被らないから・・・。
そこが、面白いし、相手の音楽性や価値観に首をつっこまないんです。
そんな仲間たちなら安心して、自分をさらけだすことができるんだけど、一般社会にいると、なんか、同じ考えであることが当たり前的な空気感、ありますよね・・・。
私は、この「みんなと同じ考えが安心」という考えにイマイチピンとこなくて、若い時には、人と違うことがイヤだった時期もありました。
変わり者と思われるのがイヤでした。
(「変わってるね」ってよく言われたし、その言葉が当時のわたしにはグサグサ刺さってきました、泣)
だから、いつも安心してつきあえる人とだけ一緒にいて、そうじゃない人とはうまく付きあえず、「なんか私は普通じゃないんだなー」なんて、ぼんやり考えたりしたことも・・・。
今となっては、それが『個性』だと思っているし、「これが私!」って堂々と言えるぐらい、自分がみんなと違うことを自分自身で認めてしまっているので、かえって人と違う方が人間関係を深められるんだな、と思えるようになってきました。
どんな内面の変化があったかというと、「わたしが、マイルール」とみんなと”違う”部分を自分ルールと認めてしまうこと。
わたしはこれがいい
わたしはこう思う
わたしはこれが好き
という感覚を大切にする。
だからといって、他人の考えを否定するのではなく、他人は他人の世界で生きている、ということを尊重すればいい。
「あ、そうなんだね」
双方に意見の食い違いがあっても、あなたはそう思って、わたしはこう思うんだ・・・。
以上、まる。
で、終わるのではないでしょうか。
互いに自分の主張が”正しい”というのを相手に言い負かすことが、「勝ち」みたいな感覚を持っているからうまくいくものもうまくいかなくなってしまうのではないでしょうか。
そうなるためには・・・。
やはり、「ご自愛」は大切だと思うのです。
自分を尊重、尊敬できなくて、他人を尊重、尊敬できません。
まずは、自分から。
人間関係の”基本”は「ご自愛」だと私は考えています。
自己犠牲のフェーズでものごとを考え、行動していると、その時はうまくいっているように見えても、壊れるのは時間の問題。
「自分がマイルール」。
決して他人と違うことを”わたしはダメだ・・・”と思わずに、これが私!、と自分に宣言をする。
自分はもちろん、相手のことも尊重できるようになってくると、確実に『セルフイメージ』は上がっていきます。
そもそも、わたしたちはみんなそれぞれ”個性”という贈り物をもらってこの世界に生きています。
ピアノが好き。
山登りが好き。
お笑いが好き。
サッカーが好き。
読書が好き。
それぞれの世界で生きているみんながひとりひとり違っているのはあたりまえで、それをひとくくりにしようとするのがそもそも苦しみを生んでいるもとなのではないか、と思うんです。
好き、嫌いがあってもいい。
嫌いを好きにならなくてもいい。
それを相手にも求めない。
今日は、こんなことを心の片隅において人と接してみてくださいませ。
きっと何かが変わって見えると思いますよ。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
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