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入る前から異様さを感じる会社、それがブラック企業。

皆様おはようございます、amamiyaです。
昨日の自己紹介、SNSに載せている訳でもないのに、note内でぽつぽつお読みいただけて非常に嬉しい朝でございます!

さて、本日から元弊社がどんなところだったか、皆さんにお届けしていきたいと思います。
今回のテーマは、「人間の直感、信じていこうぜ」です。

内容としては以上ですが、詳しい内容にお付き合いいただける方は引き続きスクロールをお願いいたします。


ブラック企業との遭遇編

管理部の人材募集広告を見かけたのは、2年~3年ほど前だった。

思えば、ここから異様さが漂っていたのだと思います。
見かけた文言は確か、「人気の事務職アルバイト募集!駅近で初心者から始めませんか?」だったように思います。

この頃のわたくし、当時勤めていた会社の代表に嫌気が差し、退職を検討していたところであり、上記の求人を非常に魅力的と感じました。
(この話は、またいずれどこかで書かせていただきたく思います)
(元弊社の代表に比べると、彼などは初級ダンジョンボス並みのしょぼさでしかないですけれども…)

その一年半後、本格的に退職のための転職先を探していた私は、今度は「正社員募集!」の文言を別の媒体で見つけ、応募を決意するのでした。

しかしながら、ここで冷静になるべきだったのです。
世間的には大人気応募が殺到するはずの管理部=事務の人員募集が、2~3年前から急募!として出続けているのは何故なのか?それを考えなかったことが、最初の失敗だったのでしょう。


魅力を感じた理由、それは地元の有名企業だったから。

ところが、当時の私が前述の疑問を感じなかったことにも、きちんと理由がありました。

元弊社は、食品小売業として地元ではそれなりに有名な会社だったのです。

会社名のブランド化に成功し、社長も名前が売れ、バラエティー番組や商品紹介でテレビに出演していることで知られていました。
更に、ここ5年ほどで一気に店舗を拡大し、知名度アップが進んでいた時期でした。

そして店舗は、当時勤めていた会社の近辺にも存在し、いつも活気が溢れており、お客さんが途切れていない印象でした。

こんな会社の管理部の、正社員ポストが空いているなんて!
当時の私が、夢のように思ってすぐに応募したのも、致し方ない部分があった、とお分かりいただけると幸いです。


募集職種は、生足魅惑のマーメイドならぬIT事務

出来ればメロディに合わせて読んでいただきたかったのですが、ピンとこない方はごめんなさい。尊敬する西川のアニキの名曲を少しお借りしました。

当時の私、まさにそんなご機嫌愉快なハイテンションだったわけです。
肝心の募集要項メインに書かれていた、「ITメインの事務職」※レア求人という文言には、それほどの魅力がありました。

なんでも、その会社は経理部門とも連携が出来る自社開発の基幹システムの導入を予定しており、多少の仕訳知識があり、導入に際して新システムへの拒絶感なく、柔軟に対応できるITスキルの高い人材を求めているのだとか…!!!

基幹システム、この単語だけでもうDX化最先端!かっこいい!!
そう思ったそこのあなた、どうか私と同じく安直に騙されないようにしてください、、、

とにかく、当時会社で複合機のメンテとかPC機器導入とか、セキュリティとか、諸事情での度重なる会計ソフトの交代、などの雑務をこなしてきた私には、非常にやる気の高まる文言だったのでした。


ブラック企業での面接導入編


(当時の私には幸いにして、と書くべきでしょうが、)
不幸にも、私は難なく書類通過してしまい、面接に臨むことになりました。

そこでも、やはり当時、違和感が続出していたのです。


1.面接担当者からのレスポンス、かなり遅い時間に来る件

面接日程の調整は、昨今主流な転職アプリで行っていました。
しかしながら、いつもお返事が明らかに終業時間後、だったのですよね。。。

当時の私、これを純粋な人手不足による忙しさのため、と信じ切っていた純粋ガールでした。ガールの歳ではないですが、それくらいの素直さでした。

就業時間は9:00~18:00と書いてあるのに、何故にこの面接担当者の社員さんから来る返事は、19:00~21:00頃に返って来るんだい?Why??

と、当時のわたしはどうして深く考えなかったのか。これも敗因の一つです。

この人を助けるためにも、急いで入社を決めなければ!
そう思った善良な市民たる私、考えなし極まりないと言われても仕方ありません。ここにもブラック企業の自己紹介があったのに…

後から入社した方には、「僕の時は22時に返事来てましたよ!怖っ!って思ったけど、入社決めちゃったんですよね」という私と同じ判断をした残念な報告があったので、私の時はまだ比較的早めの時間だったらしいです。怖。

2.本社事務所に入った瞬間、ザッと立ち上がる従業員の皆さん

これ、文字通りなのです。
面接のために本社事務所にノックして入った途端、先輩にあたる皆さん10人程度が無言で一斉にザッと立ち上がり、深く会釈されました。

一部の方には、気持ちえぇ~と大変ウケが良い挨拶ですが、多分ほとんどの人は恐縮しきりになると思います。私はそうでした。

明るく爽やかな穏やかさ、一切なし!無言の軍隊式の会釈!来客者は我々より圧倒的上位の人間だ、抜かりなく出迎えろ!!
そういったピリッとした緊張感と雰囲気が漂っている、挨拶の方式です。

関係企業の方はこの挨拶を嫌って、「あそこには行きたくない」とこぼしていたのも聞いたことがあります。

あ、入社して、出迎え儀式挨拶をする方になった私ですか?
死ぬほどやりたくなかったに決まっているじゃないですかアハハ。

こういった部分にも、私はもっと違和感を持つべきだったのです。


3.面接の時間になっても、なかなか面接官が来ない件

事務所に出迎えられた私は、異様な雰囲気に大変ガクガクしながら座っていましたが、待てど暮らせど面接担当者が来ない、のでした…

こういうのって、結構しっかりスケジュール調整されているのでは?
もしかして、どうでも良い応募者だから敢えて時間を置かれているのか…?

10分ほど待たされて、放置プレイの不安感から変な汗が出てソワソワし始めたころ。
これまで遅い時間にやりとりしていた方が、ようやっと会議室へ顔を見せてくださったのでした。

次回はブラック企業の面接編と題して、明日更新予定です!
面白がってお読みくださっている方、引き続きよろしくお願いいたします。

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amamiya@令和ブラック転生の人
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