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シード期に2人目のデザイナーが必要だったワケ

こんにちは!

株式会社 Haul で ”アトラクト採用” を実現するために『RekMA(リクマ)』を開発している、デザイナーのカンジロウです!
Haul との出会いは 2023 年 10 月に遡り、副業期間を経て 2024 年 1 月にジョインしました。

このエントリーでは、Haul に興味を持ってくださっている方や、新天地を求めている方に向けて、僕が Haul を選んだ理由や、Haul のデザインに対する想い、入社後に感じていることをお伝えしたいと思います。


自己紹介

はじめましての方もいらっしゃると思うので、簡単に自己紹介とこれまでキャリアについて。

僕が Web の業界に興味を持ったのは大学生の頃です。当時、友人の誘いで訪れたアプリコンテストにて同年代の学生たちが楽しそうにアプリ開発している姿をみて、「自分も同じことができたら楽しそうや!」とワクワクしたことを覚えています。

その出来事をきっかけに、翌日から独学でコーディングやデザインを学びはじめ、ベンチャー企業でのインターンを経験する中で、自分の手がけたプロダクトに対するユーザーの反応を数字で実感できることに喜びを感じ、デザイナーの道を志すようになりました。

大学卒業後は、UI デザイナー・ PM としてプロダクト開発に携わってきました。新卒で入社したレバレジーズでは、エンジニア向けの toC サービス開発に関わり、2 社目の hokan では、保険代理店向けの業務効率化プロダクトの立ち上げをデザイナー兼 PM としてリードしました。

よろしければポートフォリオもご覧ください

Haul との出会い

前職の同僚である福田さん (@FukudaNao313 ) の紹介で、Haul の存在を知りました。また、Haul には以前から交流のあった原さん ( @harabo00 ) が CXO として在籍していることを知り、「これは何かのご縁だ!」と感じて、お話を聞くことに。

まず、話を聞いて印象的だったのはプロダクトのコンセプトです。
元々、HRBP として多くの企業の採用を支援してきた代表の平田さん ( @hiro11k ) は、各社の採用課題の共通点として「採用力の強化」に注目しました。 そこで、Haul が目指すのは、①リクルーターの業務効率化だけでなく、彼らに新たな"武器"を与えて採用力を高めること。同時に、その武器はリクルーターを強くするだけでなく、②僕のような転職を考えている人の選考体験をより良くしていくことを前提に考えられていること。僕はこの2つのコンセプトにとても惹かれました。

加えて、細部まで作り込まれたプロダクトのクオリティも印象的で、当時すでにリリースされていたオファーレターは、デザインの作り込みが非常に大事な要素であり、平田さんがコンセプトを本気で体現しようとする想い・熱量を感じました。
平田さんの採用経験に基づくノウハウが、言葉だけでなくプロダクトにも丁寧に落とし込まれている。そしてそれを具現化できる人たちが、平田さんの周りに集まっていることこそが、彼の魅力の裏付けだと感じたことを覚えています。

実際に僕自身もいち候補者として Haul の選考を受けて、プロダクトの価値を享受するタイミングがありましたが、これまで受けたことのない感動体験で、これが世の中のスタンダードになっている未来にワクワクしたことを覚えています。

そして Haul へ

ちょうど、前職でのプロダクトの立ち上げと導入に一区切りついて、Haul のプロダクトやメンバーに惹かれはじめたタイミングから、業務委託として Haul を手伝い始めました。
当時の Haul はまだ 5 人に満たない組織で、会社の骨格を作るフェーズ。そのため、プロダクトだけでなくチーム、特に平田さんを信頼できるかどうかはとても大事なポイントだと考えていました。

正直に言うと、平田さんと初めて話したとき、彼の話し方にはめちゃくちゃ圧があり、一緒に働いていけるか不安に感じていました。笑
ただ、その印象を率直に伝えたことやその他のできごとをきっかけに、平田さん自身が意識的にコミュニケーションを改善しようとしてくれていると感じるシーンがあり、小さなことであっても常に学習と内省を繰り返し、自分自身を変えていく努力を惜しまない、ストイックな経営者だとわかりました。

またオフィスで行われる平田さんの商談の様子も印象的で。
当時の社内には営業メンバーがいなかったので、代表の平田さんが毎日、喉を枯らしながら商談をしていました。その様子を見聞きする中で平田さんの成果に対して貪欲に向き合う姿勢に心打たれ、自分の中に熱くなっていくモノが感じられ、事業と組織の成長に全力で向き合う平田さんへの信頼は、自然と深まっていきました。

平田さんに対する信頼が高まった上で、原さんからプロダクト・デザイン・組織に対する想い、自分への期待値を具体的にまとめていただいたオファーレターを頂き、イメージがクリアになったタイミングで Haul の入社を決めました。

2人目デザイナーへの期待

平田さんは創業当初から「プロダクトそのものが企業ブランドの価値を高める存在になる」ことを認識していたので、ユーザーの痒いところに手が届き、直感的に扱えるプロダクトの体験づくりにこだわりを持っていました。そして、そのゴールを達成するためにはデザイナーの存在は欠かせない。
Pairs の立ち上げ期を支え、 Sansan、OLTA と幅広い領域のデザインをリードしてきた原さんを 1 人目デザイナー兼 CXO に迎え入れたのも、その思いの表れでした。
※余談ですが、平田さんは原さんに1 度入社を断られたという苦い思い出があります。ただし、そこでめげずに 2 年かけて口説き落としたというエピソードからも平田さんの成果に対する貪欲さ・粘り強さが感じられます。

そして、Haul に入社した原さんはすぐに 2 人目のデザイナーを探し始めたそうです。それは、Haul のプロダクトの性質と今後の組織拡大を見据えていたことが背景にあります。

Haul のプロダクト『RekMA(リクマ)』は、単に BtoB SaaS という側面だけでなく、転職を考えている求職者に対しても価値を届ける側面があります。
そして、 求職者側と企業側はそれぞれで大事にする体験やデザインのポイントが少し異なります。例えば、求職者側は、感動体験を生み出せるようにすることが大事で、より心を揺さぶるような表現に比重を置いています。
※企業側でもそうした体験は重要だと考えていて取り組んでいますが、開発における力点の置き方が異なるという話。

加えて、Haul は複数の事業を展開していることから、全体の体験・デザイン品質を同時に高い水準で提供していくためにも、 2 人目のデザイナーを積極的に迎え入れていく必要性を感じていました。

組織拡大を視野にいれて初期フェーズからデザインチームの基盤を形成すると同時に、一貫性のあるビジュアルアイデンティティの構築、ユーザー体験の向上によるブランド力を強化することで、Haulのプロダクト開発・デザイン組織・ブランドは良いと言われる状態を目指す。
これが、Haul が創業期という早いタイミングで2人目のデザイナー採用に踏み切った理由でした。

Haul は凄まじいスピードで進化しています

Haul に入社してから半年以上が経過しましたが、体感としては 1 年以上働いているような感覚もあり、それくらい濃度の高い日々を過ごしていると感じます。(笑)
同時に、この半年で Haul は組織・プロダクトともに凄まじいスピードで進化してきていると感じます。

まず、組織としてはセールス、CS、事業企画と各方面で成果を残してきたプロダクト思考の強い Biz メンバーが続々と入社してくれ、直近ではプロダクト職種として、エンジニア(前職 CTO)や PdM(前職 VPoE)からもオファー承諾を頂きました。
採用の会社だからこそ、決して採用に妥協せず、候補者と向き合うことを体現しながら、組織の 10 人の壁を超えられたことは Haul の歴史の 1 ページに刻まれる瞬間でした。

そして、COO 坂藤さんのジョインをきっかけに、事業全体の戦略を前提としたプロダクト戦略が以前よりも明確になり、Biz とプロダクトの向かう先がしっかりとアラインされてきています。
特に、プロダクトに関しては、平田さんが創業前から解像度を高く持っていた領域である「オファーレター」「ステップレター」が1つ・2つと形になり、お客様からも喜びの声をいただけるようになりました。

一方で、さらに価値あるプロダクトを提供していくためには探索能力・顧客解像度を高めていくことが求められるフェーズに入っています。
特に今のHaulの規模・フェーズにおいては、組織全体でそこを高めていかないと、プロダクトの価値提供スピード・体験やデザインの品質にストップがかかってしまいます。
僕自身は入社当初から主に『RekMA(リクマ)』の機能仕様の検討から UI デザインの制作を担っていますが、現在は機能検討にあたっての顧客ヒアリングやプロダクトの指標モニタリング計測体制整備といった領域にもかなり染み出していて、まさに成長の壁を登っていることを実感する日々です。

最後に、そうしたヒアリングやインタビューをさせていただく中で、ある採用責任者の方の言葉が強く印象に残っているので紹介させてください。

採用に関わっていると多くの求職者と接点を持つようになっていき、一人ひとりとのコミュニケーションを疎かにしてしまうことがある。でも、求職者に目を向けてあげると一人ひとりが人生の大きな転換点に立っている。それを忘れずに一人ひとりと丁寧に向き合うことこそが採用担当者として当たり前だけど大事なこと

この言葉は、まさに僕自身の転職経験を通じて感じていたことでした。テンプレ化された大量のスカウトメッセージ、不透明な選考プロセス、一方的に連絡が途絶えた選考体験。小さくてもちょっとした負の体験の積み重ねが、求職者と企業の信頼関係を損ねる原因になっていると実感していました。

だからこそ、Haul / RekMA を通じて、企業・採用担当者が本当に採用したいと思える候補者と向き合う時間をしっかり確保し、濃淡はありながらも一人ひとりの候補者と丁寧に向き合える世界をRekMAを通じて作っていきたいと思っています。

採用の武器を作り、”アトラクト採用”を実現していきたい方を探しています

Haul のミッションに共感し、採用の武器を作っていきたい。そんな思いを抱いてくださるエンジニアの方は、ぜひ一度お話ししましょう!

エンジニアに限らず、 Haul に興味を持ってくださった方々へ。シードフェーズのスタートアップだからこそ、一人ひとりの想いが事業を大きく動かします。私たちと一緒に、採用の課題解決に挑戦しませんか。

ここまで読んでくださったあなた!
お会いできる日を楽しみにしています!


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