誰も教えてくれないりんごの話
ニュースでりんご×保育園の事故を耳にすることが多いですね。
悲しいニュースが流れるたびに涙が出てきてしまいます。
内閣府が出している事故防止ガイドラインでは、「リンゴや梨は離乳食完了期まで加熱して提供」とされています。
このガイドラインは教育施設や保育施設などでの事故を防ぐために作成、周知されたもの。
ガイドラインはあくまで「参考にしてもらうもの」という位置づけで強制力はないのですが、同じような事故が続くこの流れは断ち切りたいものです。
もっと一般常識レベルで、目に触れやすいカタチでの情報提供ができたらいいのに。
ひとりでも多くの人に知ってほしい。
そう思い、夫と急いでYouTubeショート動画を作りました。
(「助産師 りんご」などの検索でヒットするかもしれません)
チャンネルも作りたてなので、すぐには視聴されない動画ですが。。。
それでも、ふと目に止まったひとの心のどこかに残ればいいな。
少しでも悲しい事故が減らせたらいいな。
そんな願いを込めて。
食事のサポートをするときのポイント
・ ゆっくり落ち着いて食べることができるよう子どもの意志に合ったタイミングで与える。
・ 子どもの口に合った量で与える(一回で多くの量を詰めすぎない)。
・食べ物を飲み込んだことを確認する(口の中に残っていないか注意する)。
・汁物などの水分を適切に与える。
・食事の提供中に驚かせない。
・ 食事中に眠くなっていないか注意する。
・ 正しく座っているか注意する。
食べさせ方、体勢、形状、発達、体調、他にもたくさんの条件が重なって事故が起こります。
りんごを食べること=悪いことではないのです。
保育施設に関わらずこどもたちが安全に、そして楽しく食べることができる。
「そんなもぐもぐタイムがいいなぁ。」