最近読んだ本の感想をまとめて
kindle unlimitedとAudibleで本にめちゃめちゃ触れているこの数か月。
読んだ、聴いた本の感想を短くサクッと書き連ねていきたい。
(全然短く収まらんかった)
小説はネタバレするので、NGな人は読まないでください!
小説「方舟」
ラスト。衝撃だった。
真っ暗になった地下建築の中で、真実に気付いた時の様子を想像しただけで鳥肌。
犯人はなんでそこまでして生き残りたかったのかが、すごく気になる。
最後まで読んだら、タイトルに納得。という感じ。
途中、登場人物が自室で一人ずつ過ごしたりしてて、死亡フラグ立ちまくりだったところとか、ミステリーとしては???って思うところでもあったけど、全体的に話は面白かった!
あと、意外とグロめだった。笑
あと、宗教団体ってなんやったんや。笑
脱出に向けてのみんなの選択が残酷だったけど、自分が同じ状況ならどうするのか考えながら読んでた。
死んでもいい人間は存在するのか?
大勢が助かるために一人を殺してもいいのか?
殺人犯だったら殺しにしてもいいのか?
人間の心理って難しい。
小説「爆弾」
取調室で繰り広げられる、警察と犯人の心理戦がものすごく面白かった!
Audibleで聴いたんやけど、スズキタゴサクの声色がもうクセ強すぎた。笑
畳みかけてくるときの話し方とかめっちゃ苦手。記述もあったけど、ほんまにめちゃくちゃツバ飛んでそう。笑
善悪の判断基準ってなんなんやろうな。
「方舟」でも似たようなこと考えながら読んだな。
誰しもがあいまいな立ち位置にいて、自分なりに「正当っぽい」理由をつけて善悪の判断を下して、行動しているんだろうなと思う。
いつでもだれでも悪側に回る可能性はあるんだよってことかな。
人間の判断のあいまいさを見せつけられたというか。なんというか。
自分は一線を越えずに明日も生きていきたいけど、一線ってどこなんやろうね。
小説「正欲」
「正しい」ってなんなんやろ。「普通」ってなんなんやろ。
社会でいう「正しさ」というものは、たぶん大多数の共通認識で決まっていて、「異常」とはその大多数の共通認識のある人たちが考えて決めるんだろうな。
想像もできないような「異常」が存在するのだ。
私は私の思う「常識」で生きているんだ。
自分を間違っていない、一般的だ、と思うその思考すらも、もしかしたら危ういものなのかもしれないなと思った。
ふと、足元を見たら崩れかけの岩の上かもしれない。
物語に触れる時、人物像や心理状態が細かく描かれる登場人物に感情移入しがちだから、最後の警察の「違う理由だったら」に共感してしまった。
(そういう狙いで書かれてる気もする)
でも、「違う理由」だったとしてどうなるんだ、とも思う。
読後感がスッキリ!とは言えないこの三作に連続で触れた今は何を感じて考えるタイミングなんやろ~
とか思いつつ普通に日々を過ごしてます。(要するになんもしてない)
なんとなく共通点がある三作品だった気がする。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
人生迷子ぎみの私。
やりたいこと、というより自分の得意なこと探しに読み始めたけど、
結局自分の深堀りをしないといけなくて、まだ実践できてない(笑)
やりたいことを見つけるために、質問に答えなきゃなんやけど、全然即答できひんくて、気になってたジャーナリングをついにしないといけないタイミングが来てしまった。。。
本の内容は、ほんまに転職回数が多い人間なので、グサグサきた…。
ちゃんと自分の特性と得意を理解しないとまた転職したくなるやつ(いや、もうなってる…笑)
最近、自称メンヘラの女友達から真逆の考え方の話ばっかり聞いてるから、脳みそこんがらがりながら読んでた。笑
正しいとか正しくないとか、もっとこうなりたいとかじゃなくて、一旦今の自分ってこんなもん!ここまでできるけどこれはできひん!みたいなことを許容したいなぁと思う。
あと自分を深堀りする上で、「言語化」能力の必要性についても考えてた。
自分の想いを「理論的に説明できる」スキルがほしい。
理論的に、ってところがポイント。他人に説明する時、説得力無くなるから。(自分のこーいうところすごい「うさ脳」だな~と納得するところ)
「言語化」でAudible検索したら、最後の一冊がヒットしたから聞いたけど、思ってたの内容ではなかった。笑
※後日思ったけど「アウトプット」で検索するべきやったかも!
結局、「言語化」って「語彙力」と「表現力」な気がするから、本を読むのが一番いい気がするな。
とりあえずいろんな本とか作品に触れて、感想を書くってのを今年いっぱいやっていきたい!
人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐
この本、中高生ぐらいの時に読みたかった。笑
たぶん当時読んでも「は?知らんし。」とか思ってたかもやけど、考え方の一つとして脳みそにインストールしておくべきやったな、と。
今の世の中が資本主義経済で回ってるってこと、それがどんなものなのか、自分の無意識下にどれぐらい根付いてるのかってことを、ザクッと理解できた気がする。
最近、マルクスの「資本論」も気になってたから、資本主義経済と資本論、両方の側面から「今の社会」(※ってこの本刊行が2012年でだいぶ前やけど)を学べてよかったな。
資本主義経済における給料の正体、使用価値と価値、この辺が特に今の自分が知るべき内容だったように感じた。
めちゃくちゃメモとったから、定期的に読み返したいな~
次は行動経済学の本も読みたい。
恋愛の方程式って東大入試よりムズい
文章の表現がフランクで読みやすい。
仲良くなった先輩に諭されてるような感じがした。笑
メンヘラの女友達に勧めたい一冊だった。笑
個人的には恋人との喧嘩の話とか勉強になった~(喧嘩したことない)
怒り方とかわからんのよね。自分の思ったことを説明すんの苦手やし。
あと結婚出産に関する記述は同意。って感じだった。
卵子凍結、もっと安くならんかな…。笑
自分の性格からすると、高すぎるものに手を出す勇気がないタイプだから、そうこうしてるうちに40歳とかなって、自然と諦めてそう。笑
まぁそれも自分の選択。って後悔しないほうの性格やと思ってるけど、でも産めばよかったかな~とかいう思いも共存するんだろうな。
その時々で全然違う考えになってるやろし。
未来の自分はどうなってるかな~楽しみ。
説明がうまい人はやっている「数学的」話し方トレーニング
正直片手間で聞いてしまった。笑
全然内容覚えてないけど、数学的に話せる人は話し始める前に考えがまとまってるっていうのが、衝撃やったかな。
話始めに、「3つポイントがあって」とか言えるようになりたい。
言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える
これもメンヘラの女友達に勧めたい一冊やった。笑
私は自分の脳みその中身を上手にアウトプットする方法を知りたかってんけど、これは完全に悩んでる人へのアドバイス本やった。
考え方のアップデートとしては参考になること多かったかな。
ちょっとこれも流し聞きしてしまって。笑
あんまりトピックスは覚えてない。笑
いやーこの2か月で結構読んだ!
実はプログラミングもちょっと勉強したりしたから、kindle unlimited 2か月99円はめちゃくちゃ元取ったと思う!(関西人的発想
Audibleはまだ期間あるし、聴くインプット個人的には向いてそうやから、
もしかしたら、契約継続するかも!
また読んだ、聴いた本が貯まったら感想書くぞ~~