iPadでイラストを一年間描き続けた結果
昨年、いやもう一昨年になるのか…
2019年の年末に産休に入り、それからAmazon prime再生機と化していたiPadを活用するべく、
昔の趣味だったイラストを描きはじめたのが、2020年の2月。
それから早一年。
画力は大して変わってませんが、iPadで描く楽しさと奥深さに触れて、さまざまな表現ができてきたように思います。
ちょっと振り返ってみたいと思います。
2020年2月。iPadでイラストを描き始める
たしかこれが一番最初にしっかり描いた絵だったと思います。
昔の雑誌をトレースしながら、服や髪、顔、メイクをアレンジして描きました。今でも構成と色が気に入ってます。
使ってるアプリはMedibang。無料なのにめちゃ使える。
60年代~70年代のポップな色使いが好きで、カラフルな絵を描いてました。
2020年3月。背景を描いてみる。
雑誌を参考にして、背景も含めた一枚絵を描きました。
姿勢とか、遠近感とかめっちゃ難しくてかなり苦戦した覚えがあります。
なんとか仕上げたものの、なんか違う…ていうイマイチな出来栄え。
2020年5月。AdobeFrescoと出会う。
水彩画のようなふんわりした絵が描きたくなっていた当時のわたし。
Medibangで四苦八苦していましたが、そんな時とうとうAdobeFrescoと出会います。
水彩のにじみ、油絵の重ね塗りが表現できる、神のようなアプリ!
その表現の幅広さ、奥深さに魅了されました。
なにこれ、めっちゃ楽しい。
iPadすごい、Adobeすごい!
それからずーっとAdobeFresco使ってます。
2020年夏頃。シーンを描き始めて、また苦戦する。
インスタグラムも始めましたが、インスタでのカップルイラスト人気に触発されカップルイラスト描いてみました。
頭の中で描きたいものがあるものの、表現する画力が無い…
トレース無しでゼロから描く難しさに苦戦します。
2020年秋。なんでイラストを描くのか?を考える。
いや、趣味だからなんですけど。
そうなんですけど、ただ何となくその時描きたいものを描いてても、目的が無いと上達しないと思ったんです。
趣味だから、で自分だけ満足していても、むなしくない?と思ったんです。
わたしだから描けるイラストって何だろう。
イラストを通じて何がしたいんだろう。
発信するんなら、何か意味が欲しいと思いました。
イラストで住んでいる街の魅力を発信する。
わたしは結婚して長野県松本市に移住しました。
この街に来て感じたことは、個人の飲食店が多くて、しかもおしゃれなお店が多いなあということ。
バーの街、と言われることもあるそうですが、最近は新しいカフェがどんどん増えていて、見た目も中身もごはんも飲み物も良い!
そんな住んでみて、訪ねてみて楽しい松本市をイラストで表現したいと思い始めました。
2020年冬。目的が明確になり、背景も人物もごはんも上達してきた。
街やお店のイラストを描くなら、人物はもちろん背景もごはんも描けなくてはなりません。
人物は、トレースで練習してきた甲斐もあり、トレース無しで描けるようになってきました。
背景やごはんは、写真をもとに描いていきます。
一枚一枚丁寧に。
背景は、どの線を描くか慎重に。
ごはんは、色を重ねて美味しそうに。
そんなことを考えながら描いていたら、一枚の絵を描くのに少なくても3日、長いときは1週間もかかるようになっていました。
そして、今。自己満足だけど、描き続ける。
自分の絵で、素敵な街の魅力を発信する。
本当は写真のほうが良いのかもしれない。
文章で素敵さを表現したほうが良いのかもしれない。
ただ自分の「楽しい」と掛け合わせたら、このかたちが良いと思いました。
自己満足だけど、意味を感じながら、趣味に邁進したいと思います。
※追記※
わたしのイラストは、みんなのフォトギャラリーでご利用いただけます。
#Muu で検索いただくと一覧で見られます。
記事のヘッダーにご利用いただいたら、可能な限り訪問させていただいてます。
いつもわたしのイラストを使っていただき、ありがとうございます。
この記事が参加している募集
よろしければサポートおねがいします!いただいたサポートは制作に必要なものに使わせていただきます。