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#水曜日が消えた
『水曜日が消えた』サイコサスペンスに見る人格尊重の判断ー昔、映画が好きだった。そして今も好きなのだ 60s映画レビュー(10)
この映画をひと言で紹介するとしたらサイコサスペンスと言えばいいのかな?(以下、ややネタバレあり!ご注意を)。 中村倫也が演じる主人公はいわゆる多重人格者。火曜日しか目覚めません。同じ肉体を持ちながら、残りの月・水・木・金・土・日は別の人格が人生を生きています。 こうした時間の感覚を超越してストーリー展開するのは映画の最も得意とする表現形式だと思います。 実際、見ていて時間が跳んだり、往復したり、繰り返し過去の記憶が蘇るところにこの映画の面白さがあります。 この混乱した