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人のノウハウを吸い込みまくった、人生のキメラになりたい、ので。(ノウハウ本の実践と習慣化の相性の悪さ)

本noteの目的:ノウハウ本の実践を通して、自分の人生を豊かにすることを目指す
伝えたいメッセージ(結論):「ノウハウ本の内容を(最初から)実践すること」と「習慣化」は相性が悪い(気がする)ので、ハードルを下げます!

本noteでは、上記のメッセージ(結論)を伝えるために、まず自分語り(簡単な背景)を行い、その次になんでそんなことを言うのか(理由)を書き、続けてじゃあどうしたらいいの(対策)を書き、最後にもう一度結論を書きます。
(当然のことながら、これらの文章は僕の主観に基づいて記載しています。言い切っている文章についても、すべて「思う」が末尾についているものとご理解いただけますと幸いです。)


自分語り(簡単な背景)パート

ノウハウ本と私

私はノウハウ本を読むことが好きです。
ちゃんとした人(少なくとも誰かが、「この人が本を書くことに意味がある」と感じている)が、自分のこれまでの経験をそこそこの時間を使って言語化している。さらには、それらを、本を出版し人に読んでもらうことを仕事にしている人々が本気でサポートをしている(下手したら、それらに喜びを感じている)。少なくともそのふたつのことを思うと、ひたすらに頭が下がる。読んでみると、自分の明日が変わるんじゃないかと思う。
そんなワクワク感、よりよい自分への変身欲求から、ノウハウ本を好んで読んでいます。

* ここでの「ノウハウ本」は、「人生や仕事において、具体的な方法論、あるいは思考法などを教授してくれる本」と思ってもらえると助かります。自己啓発書と何が違うのか、は自分の中でもあいまいです(なんてったって、「具体的な」は人の感覚によって異なるので)。たとえばで言うのであれば、前田裕二さんの「メモの魔力」(幻冬舎)を想定しています。

習慣化と私

私は習慣化が苦手です(というか、得意な人などいるのだろうか、とも思う)。「日常生活の中で、ある種の努力をあたりまえとして出来るようになる」ことが苦手です。
でも、少しは習慣化できた、あるいは、一定期間の間、それをあたりまえのこととして取り組むことができた経験はあります(たとえば、大学受験での英単語の勉強とか、半年くらいは続いた筋トレとか、1年くらい続けられている日記とか)。
これらの実際の経験から、私は習慣化が苦手ではあるが、決して不可能ではない。そして、不可能でないときには、何かしらの状態が共通してあるのだろうと思っています。これらは、どうにかして解明したい。習慣化を通して、人生を豊かにしたい、と心から思っています。

なんでそんなことを言うのか(理由)パート

なるべく短く書くと、「ノウハウ本に記載されている方法論は、複雑になりやすい。一方で、習慣化したい行動は、単純なものが向いている。そのため、ノウハウ本の方法から取り組み始めると、面倒で辞めてしまいやすい」からです。

問題意識:ノウハウ本側から

ノウハウ本では、あるテーマ・主題に対して、著者が取り組んで、考えてきたこと、その実際的な方法が書かれています。彼らは、おそらくそれらの方法の敷衍を通じて、その本を読んだ人の人生がよりよい方向へ進むことを願っている、と思います。そのため、著者は自らの貴重な時間を使って、幾度もの編集者とのやり取りや校正による修正を続けながら、ノウハウ本を書いてくれています。
そのため、ノウハウ本には、彼らが培った、珠玉の方法が記載されている、と思います。読者は、彼らが試行錯誤してきた経験から体得した珠玉の方法を、実際の体験ではなく、読書から得られるようになっているのです。
これ自体は素晴らしく、本当に最高の文化であり、巨人たちよマジでありがとう、肩に乗らせておくれと思う。一方で、これらに記載されている珠玉の方法は、ある種のゴールであり、最終形態(ナックラーではなくフライゴン(フライゴンかわいいマジで))が書かれているため、どうしても複雑なものになりやすい。

問題意識:習慣化側から

習慣化したい行動は、少なくともその初期のタイミングでは、簡単・単純・お手軽なものである方が望ましい。(あくまで仮説でしかない(できれば、どこかしかにファクトがあるはずで、それを拾ってきたいですが…))
たとえば、歯磨きが「歯ブラシに水と歯磨き粉を付け、歯を磨く」行為ではなく、「歯ブラシとなりえそうな木の枝を探してきて、きれいな小川で枝自体をすすぎ、研磨剤になるきのみを集めてすりつぶし、それらでもって歯を磨く」行為だとしたら。多くの人の歯磨き頻度は相当に下がるだろう。あるいは、習慣として根付くかも怪しい、と思うのです。
それと同様に、複雑な手順、あるいは今までの自分と乖離しすぎている行動を、日常生活で当たり前のこととして行うことは、そこそこ難しいように感じるのです。

問題意識のまとめ

これら、ノウハウ本側からの事情と、習慣化からの事情により、「ノウハウ本の内容を(最初から)実践すること」と「習慣化」は相性が悪い(気がする)」のです。
ノウハウ本は、試行錯誤の末に得た珠玉の方法と、その方法を実践すべき妥当な理由が書いてあるが、それ故に、必然的に複雑な方法になる。一方で、習慣化したい行動は、なるべく複雑でないものが向いている。そのため、ノウハウ本に載っている珠玉の方法で取り組み始めると、面倒で辞めてしまう。

じゃあどうしたらいいの(対策)パート

上記から、習慣化ができるようになるためには、「習慣化できる行動の難易度>取り組みたい行動の難易度」にする必要がある、と考えます。たとえば、歯磨きがしたいなら、歯磨きが面倒じゃなくなるまでハードルを下げる。ハードルを下げるには、自分が許容できる行動にまで、簡単な行動にする。水さえあれば、手で磨くのだっていいじゃないか。それだって、磨かないよりはきれいになるんだから。きっといつか、手では満足がいかなくなって、よりよいものを求めて、歯ブラシを作る、歯磨き粉を作る、水道をひいてくる、電動歯ブラシを作る。そうして、いつしか、いつか見た電動歯ブラシで歯を磨いているに並べる。

今回のことで言えば、取り組みたい行動について、「ノウハウ本は最終形態であることを意識しながら、ノウハウ本に書かれている方法論の幼体に取り組む」だと思うのです。
ノウハウ本はあくまで究極の形です。参照しつつも、まずは「なんちゃって」で始めてみて、自分の欲求と、それまで「なんちゃって」で続けていたことによるトレーニング効果がめんどくささを追い越す日を待ちましょう。
いいじゃないですか、何もやらないより、やる方がよさそうなんだから。

全体のまとめ

さあ、ここまでつらつら書いてまいりましたが、要は、やってみよう!しか言っていないわけです。しかも、たぶん読んでくださったあなたに向けて、というよりは、書いている私に向けて。
私の人生が、ノウハウ本を参照しながら、できる行動を積み重ねることで望ましい方向に変わっていくことを、私は祈っています。良ければあなたもあなたの人生に向けて祈っておいてください。
言いたいことがまとまり切らず、長くなって恐れいります。これにて一旦書き終えます、またね~~~!


このnoteについて、下記のnoteが刺激になって書いています。
おっもしろいから読んでよんでよんで!!!
(1,2週間前に読んだnoteや、歌人の岡本真帆さんが紹介されていたnote)


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