ソーシャルブックマークの便利な使い方(創作&SNS記事のネタ集めに)
ネットで思わぬ雑学知識を発見し「コレ、創作(小説・マンガetc)のネタに使えるかも!?」と思ったことは、ありませんか?
あるいはブログ等のテーマと関連したニュースを発見し「記事を書く時に参考になるかも」と思ったことはありませんか?
でもその知識、見つけて「すぐ」に使えるわけではありませんよね?
特に創作の場合は、その知識を元に「アイディアを練る」という作業が必要になります。
すぐには良いモノが思い浮かばず「アイディア(ネタ)を寝かせる」期間を置いている人も多いのではないでしょうか?
そうして、いざアイディアを思いつき「さぁ、あのネタを使おう」となった時…
「アレ?あのネタって、どこで見たんだっけ?」「ググっても見つからない…」と困ったことはありませんか?
自分はそうならないよう、一味違った「工夫」で情報を整理しています。
■情報との出会いは一期一会(なので逃さずキープが重要)
普段ネットを使っていて感じるのが「新しい情報は見つけやすいのに、古い情報は見つけづらい」ということです。
UPされて時間の経っていないネット記事などは、見ようとしなくても嫌でも目につくのに…
ある程度時間が経ってしまった情報は、どんどん「後ろ」や「下」や「目につきづらい場所」に追いやられ、読者の目に触れなくなります。
現代は情報の新陳代謝が速く、古い情報より「最新情報」が優先されがちです。
時間の経った情報でも、重要なものは重要だと言うのに…
むしろ「物事の経緯」を知ろうとするなら、古い「当時の情報」の方が貴重だったりするのに…
ネットのアルゴリズムは、そんな個々人のニッチなニーズには対応してくれません。
そして検索で探し出そうとしても、「何か、こういう感じの記事だった」という「うろ覚え」のキーワードからでは、なかなか見つからなかったりします。
情報との出会いは一期一会。
「気になる」と思ったなら、後で読み返すかどうか分からなくても、とりあえず逃さずにキープしておくことが重要なのです。
■気になった情報は、片っ端からソーシャルブクマに放り込んでおく
ソーシャルブックマークとは、ブラウザの「ブックマーク(お気に入り)」のようなモノをオンライン上で保存できるサービスです。
ブラウザのブクマとの違いは、PCが故障してデータが吹っ飛んでも、オンライン上のブクマは無事だということ。
それと、タグやコメントを付けられるため、大量に保存して情報を整理するのに便利という点です。
ブラウザだと、ブクマを追加すればするほどリストが長く伸びてしまい、スクロールして探すのも一苦労ですよね?
なので、今後使うかどうかも分からないブクマをやたら追加したりできないのですが…
ソーシャルブクマは工夫して情報整理してさえおけば、どんなに大量に保存しても、すぐに目的のブクマが探し出せるのです。
なので「後で使うかも知れないけど、今は使い道が思いつかない」情報でも、片っ端から放り込んでおくことができます。
■ポイントはタグの付け方
情報整理する際のポイントは「どんなタグを付けるのか」です。
サービスによって違いがあるかも知れませんが、自分の使っている所では、タグを10個つけることができます。
そこに「後で自分が探す時、この単語で探すだろうというタグ」を付けておくのです。
言葉というのは複雑で、同じような意味を持つ「類語」がたくさんあります。
どの単語を選ぶかで「いつかブクマを探す時」の探しやすさに雲泥の差がつきます。
(いわば、過去の自分と未来の自分の「頭脳戦」のような感じですね。)
それと、ことばには「カタカナ」「ひらがな」「漢字」などの「表記の違い」もあるわけですが…
文字数制限に引っかからないなら、カタカナやひらがな(あるいはアルファベット)表記にしておくと「あいうえお順」でタグが探しやすいので便利です。
■「よく使うタグ」をブクマorリンクしておくと、さらに使いやすい
何でも数が増えてくると「探すのが大変」になっていくものですが、タグも数を増やすと探すのが大変になってきます。
そこで自分がやっているのが「タグごとのブクマ一覧のページ」のリンク集を作っておくことです。
タグを選択した時に表示される「タグごとの一覧」には、URLが割り振られています。
それを保存しておけば、よく使うタグの「一覧」に一発でジャンプできるようになるのです。
自分は自作サイトを持っているので、そこに自分用(&他の人が見ても役に立ちそうな)のリンク集のページを作っていますが、ブラウザのブックマーク(お気に入り)に入れても良いかも知れません。
(↓ タグ一覧を集めて「疑似検索システム」を作ったりもしています。)
■「自分が書いたもの」の整理にも、地味に便利
「新しいものは見つけやすいのに、古いものは見つけづらい」は、他人の情報だけでなく、自分の情報に関しても当てはまります。
たとえばブログなどのSNSサービスでも、過去記事はどんどん後ろに追いやられて、探しづらくなりますよね?
キーワードを打ち込んで記事検索できるものもありますが、そういった機能が一切無いサービスもあります。
それに「どの内容を、どのタイトルで書いたのか」って、意外と忘れてしまったりしませんか?
そもそも自分の場合、記事タイトルと内容が対応していないものもたくさんあります。
そんな時、自分の記事をブクマしてタグ付けしておくと、後で探す時に結構便利なのです。
「なんかこの内容、前にも書いた気がするけど…どこだったっけ?」「過去記事を案内したいけど、どの記事だったか分からない…」という時に重宝します。
【注意】ソーシャルブクマは他の人にも見られます
ソーシャルブックマークを使う際に注意していただきたいのは、個人のブラウザのブクマとは違い、不特定多数の「他の人間」に見られるブクマだということです。
ブクマにはタグだけでなく「コメント」も添えられるので、ここに「後で自分にとって分かりやすいメモ」をつけておくと、後で探す時に便利なのですが…
ここのコメントも思いきり他人に見られます。
ブクマ数が少なくて「どうせ他の人なんて見ないだろう」というモノでも、見られるものは見られますので、そこの所はご注意を。
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