知る人ぞ知る特別な存在に憧れる。
先日、人生で初めて香水を購入した。
『嗅覚は視覚情報の4倍、第一印象に影響を与える。』とのことで、調香師さんにコンサルティングしてもらい、事前に肌や嗜好性のチェックをしていただき、仕事の際に身に纏う香りを選んでもらったのです。(これについては、また改めて書きたい…!)
すごくステキな店舗に連れて行っていただいて、勉強になったので、忘備録として。
日本に1店舗しかなくて、まさかのこの時代に、通販は一切やらないという店舗。その強気な姿勢に驚きながらも、内装は美しくて、うっとりしてしまうくらいだった。(写真なかったので、Instagramからお借りしました。)
店舗では店員さんが、この香水にまつわるストーリーをお話ししてくれた。
とても小さな店舗で、真っ暗で、入りづらい感じではあるものの、そこに足を運ぶということがすごく価値になるような場所。
ちなみに、HPも素敵だった。『知る人ぞ知る』というのですが、簡素なページではなくて、意外とHPはたくさんの情報がアップされている。
知る人ぞ知るとなると、情報が間違って伝わったり、意図していない状態で物が伝わったりすることを防ぐためなのでしょうか。
そして、店のストーリーや情報が書かれているリーフレットをいただいたけど、HPと同じくらいの情報量があった。
ちなみに、商品を購入した時に、『袋につける香りを選んでくださいね。』と言っていただいいたのですが、そういった無意識までハックしている感じ、好き。
通販なしで、店舗展開できるって、相当すごいこと。(しかも、スタッフさんは増えていっているのだとか。)
知る人ぞ知るという存在というのは、憧れる人は多いけれども、そこの裏はやっぱりこだわり抜かれている。
たった1回の体験では真意は汲み取れていくらい流れるような体験で、知る人ぞ知り、適切に情報が伝わるということは、細部のこだわり、細部の設計が、やっぱり素晴らしいことなんだと思う。