『どんな人がお客さまに来るの?』と言われる話
あまり、直接的に仕事の話を書かないので、たまにこんな記事を書いたりするとすごく反響がある。
今日はなんだか、結構聞かれるな〜って質問たちを書き記そうと思います。
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『菜摘さんのお客さまはどんな職種の人が多いんですか?』『どの層が強いんですか?』という質問をいただくことがある。
『私は、職種やカテゴリーは特にないですね。』って言うと、驚かれる。
というのも、私の中では、たとえ職業が同じでも、一人一人、本当に違いませんか!?という考えが根底にあるからだ。
自分らしさって、本当の意味で人と違うを受け入れて、自分に合った方法を探求して行くことだと思っているから。
(全然余談だけど、以前、『女性がより活躍するため』の仕事のご相談をお受けしたのだけど、私の中で女性も女性で一人一人全く違って、そのカテゴライズが全くしっくりこなくてお受けしなかったことがある。一人一人、特性や資質、想いなど180度違ういう考えをベースにしています。)
ただ、クライアントさんの共通点はあって、例え、どの業界、職種であっても、ちょっとド真ん中ではなくて、アウトローな人や企業が多い。(褒めてます。めっちゃ。)
業界ド真ん中を考え方には100%染まっているわけではなくて、もう、独自があるというか、独自性の道に進むしかないという人とのご縁が多いです。
こういう偏っているということって、私はすごく大切だと思っていて、その偏った考えだからこそ、同じように偏っている人の幸せの循環を産むって素敵なことだよねっていうのが改めて、こういうご縁に自分がテンション上がる理由なんだろうんなぁ、と書きながら思ったりしている。
そしてみなさま、芯の部分で、
王道よりも唯一無二。
無難よりも突き詰めたい。
表面的なものよりも本質的なものを。
短期的な考えよりも、長期的に発展を。
こういった思想をお持ちだ。(好き。)
特に今は『世界観ブーム』ですが、世界観さえ身につければ自分は売れるはず!なんていう文言が溢れてますが、軽々しい感じではなく、自分の世界観を背負って生きていくという、ちょっと、大きい覚悟のようなものを纏っている人が多い。
これは、もう、好みの問題だと思っていて、ファッション世界観がいいのか、ファッションだと違和感があって耐えられなくなる属性だから、背負っていく!って感じでしょうか?
元々コーチングで独立して、今まで700名以上の個人事業主や経営者の方のマインドマネジメントをしていた経験がある。
そのときに、マインドと成果がいかに密接になっているのか?というのをびっくりするくらい、見てきた。これが、伝わっているからか?自分らしさとは??と、内省する力のある人ばかりだ。
『今の自分でもある程度成果は出ているけど、ポテンシャルが全部発揮できているか?というと、そうじゃない。だから、悩んでいる。』
そういう人が一番多い。
ブランディングで迷っていてという人にもいろんな人がいると思うんだけど、もっと楽に(デザインさえ変えれば!とかね。)解決してくれそうなところに行くのではないのは、『本質的なナニカ』がテーマなのかな?とも思ってる。
『奥深いどっしりした本物感を感じて。』『世界観といえば菜摘さんと思って。』『noteを読んで他には行けないと思って。』など、日々の発信で言語と、そして、非言語的な部分を受け取ってくださっている方も多いみたい。
(私は、まだまだ今の自分には納得してないし、極めていきたい!!)
なので、私の役割って、ブランディングというツールを通して、自分のポテンシャルを100%発揮し、そして、その状態でご縁をいただける人と繋がる仕組みを作る。
そんな風なのかな?と、書きながら思ってます。←
お客さまからの声で一番多いのは『こうなれるなんて想像もしてなかった。』っていうこと。
1回目のコンサルティングでどこを目指すというのを一緒に決めるのですが、ご本人が思っているよりも何倍も高いところを提示する。
そうすると、『またまた〜』となるのですが、1年でそこには行けないにしても、初めてお会いしたときにいた場所とは、全然違う場所にたどり着いている。
コンサル後には『未来が開けました。』という声も大きい。
もちろん、売上の規模が変わったり(数百万規模の売上が1年のブランディングで年商4000万になったものはすごくドキドキしたし、可能性を感じたな。)、活躍の土俵がガラリと変わったり、いただく仕事の規模や単価が上がったりするのも見ているんだけども。
それよりも、未来を更新し続けることが私は嬉しいのかもしれないなんてことを思っている。
ダーウィンの進化論にも通づることがあるんだけど、人は進化するからこそ、思想でブランディングを強化してるんです。(伝わる?)
この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ
よく、本質に向き合うって、本当に産みの苦しみに直面する。(だから、ブランディング簡単♡って言ってる人は信用してない。)
『今日、コンサルで話たこと、本当にキツかったです。』って言われることもありますが、最近の私の持論で、陰と対峙できた分だけ、人は飛躍していくんだと思ってる。
だから、キツイ時期というのは大切で、逆に、なんとなくで過ごしていると、その感覚を感じることすらできない。
本当の意味でパワフルなブランドは本質に向き合う以外のものからは、出てくることはないのだと思うのです。
ただ、よくキャッチコピーで使われてる『●●するだけで』というのは、基本嘘だ。笑
『コンサルティングを受けたら何をやってくれますか?』と聞かれたこともあるんだけど(そもそも、その質問の仕方からお断りですが。)、とっさに、『PDCAをひたすら回します。』って答えたことがある。←
私は、ブランドづくりに関係あることは、全部やるって意識です。
今年に入って、デザイナー、フォトグラファー、ブランドプロデュース、PRに携わっている、人からの単発でのコンサルティングの依頼が立て続けにあった時期があった。
いわゆる、競合にあたって、細かい専門性のある人だ。
もう、ビジュアルだけ、言語だけ、PRノウハウだけっていうのは限界があるんだなということも痛感した。
『業界とか違うのに、どうやってコンサルティングをしているのか?』って話も聞かれますが、みんなにとって同じノウハウはないけど、みんなが押さえておかなければいけないポイントはあると思っています。
例えば、商品が売れるためには、価値が伝わる必要があるもの。
価値が伝わるためには、大きくわけて、自分が発信する、または、人が価値を発信する。というどちらかだ。方法論で分解すると、手法なんてたくさんあるわけなので、一人一人やっていることは違えど、確立したブランドが形成されるというイメージで伝わるやろうか…?
ちなみに、抑えるポイントはこの間資料にまとめてたら、100個以上あるのですが、この辺りを抑えれば、思想の浸透するブランドづくりができるというものは一応存在するけど、結局は、コツコツ愚直にってことなんだろうな…と思ったり。
ノウハウに関しては、基本毎日ブランディングに関する情報を数百記事みるただのヲタクなので、日々アップデートされて、自分に蓄積されていっている感じでしょうか。
他にも、『どんな人と関わっていきたい!?』と聞かれますが、今後も、自分の可能性を信じて、既存の枠にハマりきらない人たちが、独自の路線のブランド作りをサポートすることが私の役割なんだと思っております。
貪欲に自分はまだまだ高みを目指したいですって人が大好きだったりする。
(逆に今の延長線上でいいです。って言う人は、好きじゃない。あ、仕事をする上での好みの問題ね。)
同じように、私もまだまだ殻を破っていきたいし、もっともっと挑戦していきたい。
そんな感じでしょうか???
たまには、謎と言われる部分を拙い文章ですが、書いてみました。
ブランディングの考え方は、この辺りの記事を読んでいただけたら伝わる部分はあるのかな。