
#132 ポケモンフレンダでお金の教育を真剣に考えた
ゲームってここまで進化してるんだ…って驚きました。
きっかけはマクドナルドのハッピーセット。
ポケモンが大好きな6歳の息子。ポケモンのおもちゃがもらえるというので、週末は息子と二人でマックへ行き、ハッピーセットを頼んだ。ハッピーセットのおもちゃの中身は、ちいさなプラスチックカードで、ポケモン図鑑No.1013オーガポンのカードだった。

このカードはフレンダピックといって、バトルで戦うときに仲間となって活躍してくれるらしい。つまりはポケモンをゲットした。ということなのか。
でも、遊び方がわからない…
裏にQRコードが2つ。1つはポケモンフレンダというポケモンのゲームの遊び方の動画だったので、それを見てみた。どうやら、ゲーセンのアーケードゲーム機で遊ぶためのカードだということが分かった。ポケモンフレンダの設置店はそれほど多くない。隣駅のイオンモールのゲームコーナーが最寄りの設置店だった。
パパ「これ、イオンに行かないと遊べないよ。明日行こう。」
息子「うん。」
次の日、息子を連れてイオンモールへ。ゲームコーナーにいったら、小学生たちがポケモンフレンダのゲーム機の前に列をなしていた。僕らの順番になったので、いざゲーム開始。

だけどやっぱり遊び方がよくわからない。とりあえず100円入れてみる。モンスターボールを投げてポケモンをゲット

ゲットしたポケモンのフレンダピックが手に入った。
ゲーム内でフレンダピックを手に入れる以外にも、イオン2階の中古ゲーム売り場に、フレンダピックが売っていると聞きつけ、行ってみたら、コンパンのピックが30円で売っていたので、一番安いのを一つだけ購入。

さぁ、ゲーセンに戻ろう、とおもったら、Nintendo Switchが目に入り、欲しいとダダをこね始める息子。コンパン買ったでしょ!となんとか振り切って再び3階のゲームコーナーへ。いや、「コンパン買った」て…。


なるほど。フレンダピックのもう一つのQRコードはゲーム機に読み込ませるためのコードだったんだ。カメールとコンパンのフレンダピックはQRコードが1つだった。オーガポンのフレンダピックはQRコードが2つ。ハッピーセットの景品用で、ゲームへと誘導するフレンダピックだったんだ。納得。
フレンダピックはお金で買うべきではなかった…。あくまでゲーム内で、モンスターボールでゲットすべきだった。ちょっと後悔。
カメールとコンパンを味方にポケモンとバトルしたり、モンスターボールでポケモンをゲットしたりでさらに課金。トレーナーレベルが上がっていく。トレーナーレベルを記録するためにはトレーナーピックというものが別途必要らしく、さらに200円。

トレーナーピックの裏のQRコードから、フレンダサークル?へアクセスして、スマホでトレーナーの記録を見ることができる。
なるほどね~。こうしてポケモンを集めて、トレーナーを育てて、バトルして…って遊びなんだね。レアなポケモンはなかなか出てこない。だから余計に欲しくなる。伝説のポケモンなんて、なおさらだ。
ハッピーセットでもらった1枚のカード、なんだかよくわからなかったQRコードが、大人と子供をイオンモールまで動かし、こうやってどんどん沼にハマっていく課金モデルの怖さを感じます。6歳の子供にはちょっと早すぎるし、また、お金の教育をこれから考えなくちゃいけないときで、親としても非常に頭を悩ませる通過点だったなと思いました。
僕はpokemonGOでは無課金でポケモンを取り放題の感覚でいたので、1つのポケモンをゲットするごとにお金を払うのはちょっと、ウッ、ってなってしまいます。子供心をくすぐるゲームのビジネスモデルはとても巧妙にできていますね。
でもマックとイオンに行ったこの週末二日間の息子との二人の時間。本当に楽しかったよ。