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いつかの子どもたち、そして私のために


「私はあなたが子どもの頃の記憶がない」

これは、私の母の言葉です。

そう。母は私たちが幼いころ、どのように朝を迎えて、何を食べさせて、どのように保育園に送り出し、何して遊ばせていたのか、本当に思い出せないというんです。

かといって、愛情がなかったかというと、決してそうではありません。

両親は私の一番の味方であり、たっぷりの愛情を注いでくれました。

ただただ、慌ただしい日々に追われ、毎日のタスクをこなすのに精一杯だったのでしょう。

「だから、罪滅ぼしじゃないけど、孫たちには大きな心で接してあげたい」

と、娘たちには、いつ会っても仏さんのような笑顔と優しさで接してくれます。


確かに私も、2人の子どもを育てていると、
子どもたちの「ママ見て」攻撃で自分の思った通りに進まない家事、もう何年も取っていないまとまった睡眠、思いもよらない行動をする子どもたちの相手に、本当に余裕がなくなります。

ただ、ふと一息ついたとき

「あぁ、ママがいい!とまとわりついてくるのはいつまでなんだろう。この可愛らしい言い間違いを聞けるのはいつまでなんだろう。この小さい手を大きく広げて飛びついてきてくれるのはいつまでなんだろう。」

と何気ない日常に、ほっこり温かくなり、
そしてこの何気ない日常が、どれだけ幸せな事だろう思うようになりました。

この記憶を忘れるのはもったいない!
記録に残そう!!

と思いたったのが、私がnoteを開設したきっかけです。

そして、子どもたちが家庭を持った時に、何かのヒントになればいいなぁ…と。

あ…あといつか訪れる子どもたちの反抗期を、「こんな時期もあったんだよなぁ」と涙を流しながら乗り越えるために…(笑)


そんな記念すべきノート1投稿目は、夫が
「どこか1人でゆっくりリフレッシュしてきたら?」と母業休暇をくれたので、ゆっくりのんびり、ここから…☕︎


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