
musora 自己紹介
どうも。musoraです。
愛知県生まれ。30歳。
2020年に結婚して、奥さんのお腹の中に赤ちゃんがいます。
仕事は新卒で入社した会社は2年で辞めて、それ以降、フリーで仕事をしています。
生い立ちから今まで。そしてこれからの人生について思うままに書いていきます。
■生まれて〜高校
愛知県で生まれました。
姉が二人。末っ子長男です。
おそらく可愛がられて育ったんだと思いますが、物心ついた頃からどこか「虚しさ」「比較」の中で生きてきた気がします。
自分の人生を生きる、と言うより
誰かの期待や評価を中心において、いろんな選択をしていたように思います。
小学校、中学校では学級委員長、部活の副キャプテン、少年野球のキャプテン、成績も上位5%以内。そんな優等生な感じでしたが、自分自身はそうしないと誰も自分を必要としてくれない、捨てられる、と言う感覚があったのを覚えています。
頑張れば頑張るほど。人からの評価を求めれば求めるほど、なぜか苦しくなる。不思議ですよね。
高校も進学校に入学し、受験時期も国公立大学を目指して頑張ってました。
■父親の病
僕の父親は医療関係で働いてました。結構収入も良かっただろうし、趣味にもお金を使っていた印象です。家も一軒家。姉二人も奨学金なしで大学まで出て、留学とかもしてました。いわゆるそこそこいい感じの家庭環境ですね。
でも、僕が高校3年生の時に、ある日の早朝、父親は救急車で緊急搬送されました。
僕は何が何やらわからずあたふた。
後から母親から聞いて、重度のうつ病だったみたいです。
そこから数年は入院、通院を繰り返してました。
僕の地元の友人は、大手企業に勤める親が多かったですが、親が自殺した友人もいました。
周りからは「いい会社」「いい給料」「いい暮らし」と言われていても、その本人の心とは別物。
僕は「一生懸命勉強して、いい大学いって、いい会社に入って、結婚して、子供ができて、家を買って、老後ゆったりと、と言うレールに乗ることが幸せ」と言うことに、違和感、疑念を抱くようになりました。
■大学
大学受験の勉強は一生懸命やってきましたが、第一志望は落ちました。
父親が倒れて、家族が経済的にも精神的にも不安定になっていた時期だったので
なんとか「希望の光になりたい!」なんて大口叩いてましたが、模試でA判定だった第一志望は華麗に落ちました笑
受かる気満々だったので、第二志望をどこに選択していたかすら覚えてませんでした・・笑
ただ、なんとか第二志望に合格して大学生活スタート。
1年生は遊びに明け暮れてましたが、2年生になり父親の病の姿を見て「このままの自分ではいけない」と思い、自己啓発本を手に取り、自分改革を決意。
そして、SNSで出会った経営者に弟子入り。
見事に詐欺に遭って、借金を作りました笑
当時は結構ショックでしたね。
自分は一念発起して、いろんな経験をして、精神的にも経済的にも家族を支えたい、なんて思って
その当時なりに全てを捨てて、自分は変わるんだ!なんて思っていましたから。
結果、自分も家族も精神的にボロボロ、経済的にボロボロで、家族に迷惑をかける結果になりました。
「想い」と「現実」は真逆の結果になりました。
実際そこから立ち直るにはかなりの時間がかかりました。
でも、その経験が今の自分にとって価値観を形成する大きな出来事だったな、と振り返ると感じますね。(別のnoteで書きます)
■就職〜独立
そんなこんなで就職活動。僕は理系(工業系)に通ってまして、周りは大企業への就職か、大学院進学がほとんどでしたね。
でも、僕は「父親みたいな苦しむ人を少なくしたい」という思いが強くて、工業系は一切興味がなく、企業と働く人のミスマッチを無くすために「求人広告」の会社に入社しました。10人くらいの会社です。
今考えると、自分の親はよく認めてくれたな、と思います。
一般常識で考えれば、20年そこそこ苦労をかけて育てて、大企業に入社できるルートなのに、名前も知らない、全然大学とも関係ない、小さな会社にいくことを受け入れてくれた。器が大きいですね。。(僕にはできる気がしません)
そんなこんなで、10人ほどの求人広告会社の営業として入社をしましたが
営業成績はまったくの鳴かず飛ばず。
そのうち、できない自分を受け入れることができず、組織が苦手なことも相まって、営業先にいくこともできなくなり、最終的には会社にいくことすらままならなくなりました。
今思えば、自分のプライドの高さと自己肯定感の低さが原因ですね。
ここでも、結構気付きをもらいました。(またこれも別のnoteで書きます)
その会社の人たちは本当にいい人たちが多かったです。
人間性も、考え方も、今でも好きな人が多いですね。
その2年間はいろんな意味で、自分と向き合う経験をさせてもらいました。
本当にありがとうございました、と言う気持ちです。
そこから数ヶ月、引きこもり期間がありました。
自分的にはこの時期が一番お先真っ暗な感じがしました。
20年そこそこ、勉強やら部活やら自己成長やらなんだかんだ自分なりに一生懸命生きてきて、その結果、自分が無職でうつ病的な状態になるとは笑
実際、この時期にはマンションのベランダに立ったことも数回ありました。
人間死ぬことを結構簡単に考えるんだな、と言うのが正直な感想ですね。
僕より大変な状況の人はたくさんいるはずなのに、自分の世界では自分が不幸の主人公ですからね。人間そんなもんです。
この時も味方でいてくれた親と当時の彼女には本当に救われました、感謝ですね。
そんなこんなで、友人が独立したことをきっかけに
僕自身も仕事がないし、会社員はどう考えても無理だな、と自分的に思っていたので
自分も見様見真似でフリーで仕事を始めてみることにしました。
■独立〜今
とはいえ、商売なんてやったことないですから、初めは路上で物売りを始めました。
100円のお菓子を1000円で売ってました笑
初めは声かけることすら1時間以上かかりました。
「1000円で売れるはずないじゃん」って言われます。僕も思ってました。
でも、やれば、売れるんですね。
自分のこれまでの出来事、胸に秘める想い。
名前も知らない人が、僕の想いに耳を傾けて、真剣に向き合ってくれる。
とてもいい経験をすることができました。
そこからヒッチハイクをしてみたり、多くの友人に自分の想いを語って回ったり、いろんな経験をさせてもらいましたが
肝心の収入はほとんどありませんでした笑
独立してから3年間は本当に苦しかったですね。
借金は膨れ上がって、家賃も払えなくなり、クレジットカードの支払額も蓄積。
名古屋で一人暮らしで2万円のボロアパート。家賃、食費など込み込みで5万円以下の生活費で生活していました。
家にあった家具や服なども全て売りました。
バイトも始めました。
27歳。ボロアパートで5万円以下で生活。バイト生活。借金数百万円。
人生こうやって腐っていくんだな、と我ながら客観的に清々しく日々を過ごしていただことを思い出します。
ご飯を買うお金もなく、食事はバイト先の賄いの1日1食。
人間1食でも全然生きていけるんですね。(ちなみに今も1日1食です)
この時期にもいろいろなことを感じ、学ばせてもらいました。(これもまた別のnoteで書きます笑)
客観的にはこの時期が一番苦しそうにも見えるかもしれませんが
実はこの時期が自分の今までの人生で一番生きやすく、清々しい日々を過ごせていた気がします。
人の心って不思議です。
それから何やかんやで、少し仕事がうまくいく時期があって
借金は返済して、ひょんなきっかけから大学時代に知り合った方と結婚することになりました。
ちなみに7年付き合った彼女とは円満にお別れして、今の奥さんとは付き合って3ヶ月で結婚しました笑
7年付き合った彼女も近々結婚する予定だそうで、本当に良かったな、と思います。
■僕の想い
自分という世界で生きている中で、主観や客観、幸せや不幸、正解や不正解、常識やモラル。でも世界には人それぞれの自分の世界がある。その狭間で揺れ動き、人間として生きていく。その中での生きづらさ、虚無感、などを感じる瞬間があります。
人間には、良くも悪くも脳が発達し、他の動物にはないとされている理性、思考、心というものが生まれました。
良い悪い、ではなく
人の心の動きや、生きるということ。
もっともっと本質的な、深く深く、人間というものを見つめてみたいなと思っています。
「なんの意味があるの?」なんて聞かれたりしますが、自分でもよくわかりません笑
誰かの世界にとっては、そんなことどうでも良いんです。
でも、なぜか僕という世界では気になって気になってしょうがない。
生きる意味を見つけたい、とかそういう感じでもなく、
知的好奇心というか、「あ、人ってこんな風に思うんだ」「こんな風に感じるんだ」と納得したい。
無限にある解釈の中で、盲目的に信じることができれば良いのですが
どうも、僕はそれでは納得できないみたいなんです。自分でも厄介です。
構造や仕組み、事実をそのまま見つめられる知恵と経験を身につけていきたいなと思っています。
自分にとっては楽しくて楽しくてしょうがないんです。
ただ、知識や誰かの話で頭だけで分かったような気になるのが、後々自分を一番苦しめる気がするな、と分かっているので
生活の中で実践をして、心の一挙手一投足を自分で感じて、残して
自分の人生の脳みそ、心、身体の構造、仕組みの理解をしていけるように
うまくnoteを活用したいなと思っています。
■さいごに
誰かに自分の人生なんかを評価されたくないと思っています。
評価を求めると、評価に人生を支配されます。
でも、人間、誰かの役に立っている感覚は必要とするみたいです。
評価をされたい、のではなく
誰かの役に立っていると思えれば、僕は幸せを感じるっぽいんです。
(実際には、誰の役に立っていなくても、です)
僕は僕の人生を好き勝手に生きて
結果誰かの役に立っていればいいな、という感じで
僕は好き勝手に自分の記録や想いをnoteにだらだらと書いていきたいなと思っています。
「無」「空」を感じ、生きられる自分を探求していく人生を楽しもうと思います。