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「感動」なるものを探しに行く
先週10/24(日)のミューザ川崎での東京交響楽団の演奏配信が明日31(日)まで聴き放題です。
この日のプログラムはこちら。
私はデュティユーの交響曲第1番で、チェレスタという鍵盤楽器を弾かせていただきました。4年間過ごしたフランスの重要な作曲家であるデュティユーの作品に、このような形で携わることができてとても幸せでした。
そちらもご覧いただきたいのですが、後半のモーツァルトとリゲティ、こちらを是非とも通して聴いていただきたいです。
ニコニコ動画を初めて見たのですが、この内容を配信期間中いつでも無料で見れるってすごいなと思いました。
賛否両論が激しかったようですが、個人的にはとても新鮮で強烈で、それでいて妙に理にかなっている演出に興奮しました。
ジョナサン・ノット監督の巧みな音楽性に圧倒されます。
リゲティの前衛性は異空間を生み出して、混沌とした悶えが生々しく、そこを経て回帰するモーツァルトは更に神々しさを増し、
"「感動」なるものを探しに行く"
という本質的な心の持ちように復帰するような感覚を抱きました。
素晴らしかった。
挑戦しながら本質を照らす、その在り方に心から共鳴し、光を感じる公演でした。
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![musiquartierーピアニスト深貝理紗子のミュジカルティエ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123993381/profile_d00674a09d0644514cd5473f8f7d0347.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)