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降りてきた~!!
あるんですよ、こういうこと。
降りて来るんです、突然に。
ひらめきというか、探していた答えが。
たいていは眠っている間に起きているらしく
朝方の夢うつつの時にそれが頭の中に浮かび上がります。
それが今朝、どっとまとめてやってきた\(^o^)/
* * *
何についてのひらめきかと言うと、今書いている物語です。
2年前から世に送り出している長編ファンタジーは
今、第2部が佳境で、残りあと1巻。
その後は、怒涛の第三部に突入して
これまでの山のような伏線を総ざらいしながら
最終章の大団円へと駆け抜けます。
その肝心かなめの第三部。
最終章まで一応下書き(というか粗書き)はできている。
でも、まだまだ不十分な状態。
(だから粗書きなんですけど)
ピースの足りないところ、
書いている本人にも理解が足りていないところ、
読み切れていないところなど
あちこちに穴が空いているわけです。
第2部が六章まで進んで来て、
この第三部もかなりリアルに、具体的に
実感を持ってイメージできるようになってきました。
実体化が進んできた感覚です。
だから、なんでしょうね。
様々なシーンのポイントになる大事なピースが
今朝のように、ふっと降りて来ることがあるのです。
* * *
粗書きというのはざっくりとストーリーを記しただけの状態。
人についても出来事についても、深読みはできていない。
というか、それをまだ言葉としてつかみ切れていない。
そんな感じです。
それをもとに書き込んでいって、
物語に厚みや深みを作っていきます。
そのためには、これだ!と思えるような
ぴたっとくるピースが必要です。
それは、ある人物の心理であるかもしれないし
出来事同士の因果関係かもしれない。
ストーリーの大筋自体が変わることは滅多にないのですが
その意味付けや解釈は変化します。
物語の進行とともに成長していくのだとも言えますね。
はじめ見えているのは表面の形だけなんです。
その奥にあるものを読み解いていくのが
物語を書くという作業なのかもしれません。
今日の夢のお告げ(?)のおかげで
ある一人の登場人物に対する理解がガラッと書き換わりました。
ちょっとイケすかないヤツ、と思っていたけど
(自分で書きながらなんででしょうねえ)
そうではなくて実は不器用なだけだったんだわ、と。
この物語、まだまだ作者を翻弄し、愉しませてくれそうです。
読んでくださる方もそうであるなら嬉しいです。
* * *
長い長い物語はここから始まりました。
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女神の国の白き王宮が反逆者の手で穢され、王の命が奪われたとき、
秘密の王女フロレンスに王国の命運と聖なる予言が託される。
そして、光の大陸ランティアは1000年の長き眠りから目覚め、
運命の輪が音を立てて回り始める。
女たちの愛と男たちの野望、神々と人とが絡み合い織りなす、一大叙事詩ファンタジーの始まりです。
【女神の娘~ランティア伝説第一部第一章】
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