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5月7日はブラームスとチャイコフススキーと青江三奈の誕生日が一緒でビビるの巻


表題の前に、今日、5月6日は、作家である巨匠・井上靖の誕生日。私は古代を扱ったものが好きで井上靖の作品では「額田王」「敦煌」が大好きだ。

いま、本屋大賞受賞作で話題になっている宮島未奈・著「成瀬は天下を取りにいく」の舞台である滋賀県大津市が、まんま出てくるのが「額田王」
天智天皇をお祀りする近江神宮の付近にあったとされる大津京で、起こった諸々の出来事も作品を読むと、ドラマチックだ。

そういえば、数年前に近江神宮をお詣りしていた時、ちょうど映画「ちはやふる」の
リハーサルをやっていた。

「成瀬は天下を取りにいく」の宮島未奈様も明るいお人柄で素敵です!

「敦煌」も古代中国に興味を持つきっかけになった。
映画もあったろうと思う。
三国志もそうだが、人がたくさん亡くなる物語は、正直、読むのがしんどくなるけれど
そのしんどさを超えてくる面白さがあった。

そして、表題のお三方。

まず、ブラームスとチャイコフスキーは、7歳差。
1833年に先にドイツで生まれたのが、ヨハネス・ブラームスで
1840年にロシアで生まれたのがピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

同時代のヨーロッパで活躍した二人の関係性は、調べるとなかなか難しいものが
ありそうだが、何せ、ハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンとすごい作品が
多くある中で、継承されていく古典派音楽と新しい領域の音楽を創造する、その複数の音楽の道を作り出せる土壌がヨーロッパ、そして、やがてのアメリカにあったこと
凄いなあ。かっこいいなあと思う。

かっこいいといえば、ブルースの女王ともいうべき、青江三奈様は、1941年生まれ。先日、八代亜紀様が天に旅立たれたが、お二人とも
あの独特の声質とそれを余すとこなく楽曲で使いこなされる力量含めて
お二人とも、天賦の才をお持ちなのだろう。

生きていれば、いろんな良いことや苦労があることは、作曲家やここにあげる偉人といわれる人々の人生でも、知ると心が痛くなることが多い。

ちなみに昨年だったか、テレビの放送で観た
樹木希林さん演じる井上靖のお母様を見つめた映画「わが母の記」もよかった。

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