疲労の蓄積エンパイアステートビル並み
やはり調子が出ない。本当は頑張りたいのに頑張れない、というよりも単に無気力。頭が冴えないし、集中力も持続しない。やらなきゃいけないことがあるのに手をつけられない。段取りを組む時点で躓いてしまう。しかし世界はこちらの調子の良し悪しを勘定に入れずに組み立てられているから踏みとどまるしかない。
疲労感が尋常じゃないので、コロナ後遺症っぽい症状に悩まされていたときに買ったEAAを飲んでみたら多少疲労感が緩和されたような気がする。念のため毎日飲んでおいたほうが良さそうだ。しかし、粉末を容器に入れて水に溶かし、一気に胃袋に流し込んだ後に容器を洗うという一連の動作が面倒くさくて仕方がない。
疲労だけでなく頭痛もあるから五苓散が手放せない。たまに漢方では太刀打ちできないようなハードコアな頭痛に襲われる。そういうときは潔くロキソニンを飲むようにしている。
しかし、ただのうのうと生きているだけでどうしてこれほど疲れるのか。森の動物たちはこんなにも疲れているのだろうか。お魚たちはどうだろう。ウサギが五苓散を飲むか。リスが頭痛ーるをチェックするか。カツオがロキソニンを飲むか。
ちなみにリスの平均的な睡眠時間は14.9時間らしい。羨ましい。対してキリンは1.9時間らしいが、起きている間はずっと食事をしているらしい。羨ましい。
通常営業を続けるためにEAAや五苓散を飲んだりしていると、「生きるってなんてコスパが悪いのだろう」と頭を抱え込んでしまう。EAAや五苓散だけではない。作業机にはエビオス錠、新ビオフェルミンS、ハイチオールC、チョコラBB、ビヒダス、ビタミンB群、亜鉛&鉄などが散乱している。目につくところに置いておけば飲むだろうという寸法だったが、結局気分で飲んだり飲まなかったりしている。面倒くさい。
しかしコスパが悪いからなんだというのか。たしかにEAAや五苓散に頼らずに生活できれば、口座の残高がゼロに近づく時間を先延ばしにすることができるだろう。しかしそのために体調を犠牲にするのは本末転倒という感じがする。そういうわけでEAAや五苓散はさしあたりケチらない方針で行きたい。
そもそもの問題は、よく言われているように、余暇が短すぎることにある。余暇がもっと長ければ、運動したりたくさん寝る時間を確保できる。さらには趣味にも時間が充てられる。しかし現実はそうではない。常に何かにせっつかれていて、心も体も休まらない。何をしていても罪悪感が湧いてくる。
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