
携帯料金の引き下げ分を運用したら50年で〇〇〇万円!
菅政権の目玉政策のひとつである総務大臣による携帯料金の引き下げ申請に応じたプランが今月から順次開始されることになりました。Web申し込み専用プランではありますが、大手キャリア3社の料金が軒並み3000円程度まで引き下がります。大手3キャリアを使用している人は加入しているプランや家族割引の有無にもよりますが、現在8000円程度を毎月払っている人が多いのではないでしょうか?これが月3000円まで下がるということはとても家計にとっては助かる出来事です。
スマートフォン、携帯電話は、日本のほとんどの人が持っているくらいに「生活の必需品」です。電気通信事業者協会(TCA)のデータでも2020年12月は1.8億台の契約数となっています。繰り返しになりますが、この携帯電話の料金が値下げされることは家計に物凄い良いインパクトがあります。
例えば、1人ごとに月々5千円程度の料金削減できたとして、これが50年使用した時に「5000円×12ヶ月×50年=300万円」のトータルコスト削減に繋がります。300万円ものお金があれば、、といろいろと考えちゃいますね。しかもこの月々5000円を毎月資産運用したらお金を増やせる可能性もあります。
楽天証券の積立かんたんシュミレーションを利用して計算してみました。
毎月5千円を50年間3%のリターンで積立運用したらなんと約694万円のお金になります。投資する元本は300万円なので、見事に2倍以上にお金が増える試算になります。(ただし、税金は考慮していないので実際の受取額はこの金額より税金分少なくなります。)
今回のプランは5分定額が基本になってくるので、確かに通話をたくさんするという人は通話料を考えると二の足を踏むことになるかもしれません。しかし、もし家族や友達に長電話をするという話であれば、この際、LINEやFacebookの通話機能を利用するように習慣を変えると良いと思います。もちろんZoomのようなテレビ電話のアプリでも良いと思います。
コロナ禍で家にいる時間も多くなってきているので、しっかりと携帯電話のプランを再検討して、新年度から費用対効果のあったプランにすることをお勧めします。