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「ピカソとその時代」の展示を見てピカソの生きた時代を少し感じてきました!

国立西洋美術館に行くのは何年ぶりだろう…昔は新しい美術展があるたびに行っていたのに、忙しくなってすっかり行かなくなっていました。
昔と違い、スマホチケットを見せて入れるの?!とか、ドキドキしながら入場。

ベルクグリューン美術館、実は知らなかった美術館で、今回初めて知りました。

ピカソを見るぞ!ってつもりで来たんだけど、入口で気になったのはマティスのポスター図案。なんておしゃれな色使いとかっこいい文字の形。そうそう、私、マティスの色使い、好きなんだよねっていうのを思い出したりしました。

アンリ・マティス ≪パリ、ベルクグリューン画廊の展示会のためのポスター図案≫

続いてピカソの絵が時代に沿って並んでいる。青の時代からのキュビズム時代。私のわずかな知識でも、わかりやすい。ピカソの絵はどれも迫力があって、もう、天才すぎるのか、私になにか言えることがない気がする。

今回の展示のピカソの絵のなかで、一番好きな絵はこれ。
絵の迫力とそれとは一見相いれない色合いが絶妙、なんとも言えない。

パブロ・ピカソ ≪雄鶏≫

急に暗くなったなって思ったら、パウル・クレーの展示のエリア。
かわいい。こんなにかわいらしい色で形で、でも上品で、一気にクレーのファンになった。

パウル・クレー ≪植物と窓のある静物≫

あっ、またマティスが登場。ポスターの図案もよかったが、絵の色合いもきれい。窓の中にもう一枚絵があるような不思議な世界に引き込まれる感じです。

アンリ・マティス ≪室内、エトルタ≫

ピカソはもちろんたくさん展示してありますが、その時代を生きた他の画家さんの絵もすごくよかったです。

全体的に重々しくなく、複数の作家さんを展示してることもあって、互いに影響しあう人間の姿が見て取れるからこそ、まるで自分もその時代を生きたような、そんな気になりました。

ボリューム的にもちょうどいいかな。1時間ぐらいで出てきました。でも、やっぱり日曜の国立西洋美術館だけあって、混んでましたね―。自分のペースではなかなか見れないですよね。だけど行ってよかったです。少し疲れてしまったので、常設展は私の押しの絵だけを見て帰りました。

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