《喫茶女神》あなたと大切な人のための婦人科検診
今週も１週間おつかれさまです。
フランスは
朝晩の寒暖差が激しくなってきました。
朝8℃かと思えば夜は26℃。
体温調節が難しい季節なので
ハーブティーをのんで
ご自愛ムードを一層高めていきます。
–
10月。
パリの街では、
ジャケットやブラウスにピンクのリボンをつける
キャリアウーマンをよく見かけます。
そうです「ピンクリボン月間」です。
ピンクリボン月間とは：
乳がんについての正しい知識を多くの人に知っていただき、その結果乳がんから引き起こされる悲しみから一人でも多くの人を守る活動です。
ピンクリボン運動はアメリカで始まりました。乳がんで亡くなられた患者さんの家族が“このような悲劇が繰り返されないように”との願いを込めて作ったピンクのリボン。ここから乳がんの啓発運動がスタートしました。
パリでは、
10月1日にエッフェル塔が
ピンク色にライトアップされ、
シャンゼリゼ通りにて
ピンクリボンのイベントが開催されました。
残念ながら私は事後に知り、
参加できませんでした（涙）
来年絶対に参加します！
ところでみなさんは、
婦人科検診受けていますか？
わたしは日本にいた頃、
会社で無料で受けられるということもあり
毎年受けていました。
サーモグラフィーをする時につけるジェルで
体が冷えて帰る際に
コンビニで温かいお茶を買ってた思い出が。
フランスでも、
受けられるようなので行ってきます。
(今度レビューしますね！)
おそらく読者のあなたさまは
日々頑張っていらっしゃる方かと思います。
外回りでの営業、
子どものお迎え、
日々の家事 etc…
頑張り屋さんのあなたさまにこそ
婦人科検診に行っていただきたいです。
というのも、
わたし自身婦人科系の癌で母を亡くし
とても悲しい思いをしたので。
だからあなたさまとあなたさまの大切な人に
悲しい思いをして欲しくないのです。
−
わたしの母はとてもよく働く人でした。
そして自分をケアする人でした。
特別支援学校で教員をしており、
生徒思いの（結構厳しい）人だったと
職場の方や元生徒の方々から
話を聞いていました。
週2回趣味のフィットネスクラブへ通い、
冬は1時間歩いて職場へ行く。
和食中心の健康的な美味しい食事。
お酒もほとんど飲まず、タバコは一切吸わない。
絵に描いたような
健康的な生活を送っていました。
人間ドックも毎年受け、
もちろん婦人科検診も毎年受けていました。
ただ、あの年だけ受けなかったんです。
健康的な生活を送っていたので、
誰もが母が癌になるはずがないと思いました。
おそらく母自身も思っていかたかと…
婦人科検診を受けなかった年の母の誕生日。
いつになく体調の悪さを訴えていた母は、
かかりつけの病院へいきました。
そして、婦人科系の癌だと告げられました。
あの日のことは今でも忘れられません。
記憶がなくなってほしいと
願ったこともあります。
なんでこの日だったんだって、
なんで母なんだって、
神様を凄く恨むだけの弱いわたし。
母の誕生日の数日後に
わたしは友人の結婚式があったため、
その時に悲しい思いのまま行って欲しくないと
いって後からわたしは聞きました。
弱っていても気遣う母の強さと優しさ。
初めて見た母が泣く姿。
弱っている姿。
怖がっている姿。
後日、お医者さんに病状を聞いてるとき、
ドクターXの大門美知子が
絶対に治してくれると
自分に言い聞かせていました。
そうでもしないと
自分が保てなくなってしまいそうで…
はじまった闘病生活。
母はあの日以来わたし達に涙をみせることなく、
必死に抗がん剤治療に向き合っていました。
だけど、
わたしはずっと現実逃避をしていました。
母が弱っている姿を受け入れたくなく、
いつも通りわがままを言って困らせてました。
辛いけど弱音を一切吐かず頑張る母をみるのも
毎日大声で泣く父の声を聞くのも
不安と苛立ちで気持ちが不安定な弟をみるのも
すべてが嫌で家に帰らず毎晩ふらついていました。
テキーラを体に流し入れ
記憶を飛ばすのが日課になってました。
周囲の方々のお陰で、
しっかりせねばと自分を奮い立たせ、
残された時間でできる親孝行をしました。
だけど、
やってあげたいこと
一緒に行きたいとこ、
あげたいプレゼントは山ほどに残ったまま。
そして３年半の闘病の末、昨年他界しました。
とても穏やかな晴れた日の朝でした。
頑張っているあなたさま。
どうかあなたさまのために、
あなたさまの大切な方のために、
婦人科検診を受けてください。
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Dear あなたさま
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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あなたさまの今日が
穏やかな日となりますように𓂃𓃱𓈒𓏸
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