誰が展示をつくるのか問題―RDR

私は見ていないのだけど「美男子におわす」という企画展が開催されていた。それから「フェミニズム」という特別展も金沢21美で開催中。またアナザーエナジー展:挑戦しつづける力―世界の女性アーティスト16人」なんてのもあったっけ。

ちょっと聞いてみたいでしょう?

「博物館や美術館における女性の表象の再考」と題されたプロジェクトが、男性によって主導されていたことを想像できますか?

RDR、p16

男性が主導していたのか、女性が主導していたのか、知らないけれど、表象を考えるときに、誰が企画したのかは知りたい情報の一つかも知れない。(「性差」は難しいかも知れないが、「誰」というのは知りたい)

RDRに先行するプロジェクト「Buried in the Footnotes」が明らかにしたのは、しょうがい者と直接仕事をしたことがあるミュージアムは21%。「しょうがい者」を含む展示をしたミュージアムは52%ということである。(RDR、p17)

なお、Curating for Chage は国立宝くじ遺産基金などから資金提供を受け、しょうがい者キュレーターの雇用を促進しているとのである。

https://disabilityarts.online/events/curating-for-change-presents-museum-careers-have-your-say/


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