人びとにとっての美術展・図書館 ー日比 嘉高「絵の様な人も交りて展覧会─文学関連資料から読む文展開設期の観衆たち─」

 『三四郎』を読んでると、美術展や図書館などの様子がよく描かれている。明治の人びとがどのように美術展や図書館を捉えていたのかよくわかる。

 他にも描写が青空文庫で探してみたこともあるのだけど、在野ではできない研究もあるなぁ、と日比さんの研究を読んで思う。

『三四郎』も一年生は図書館の書庫に入れないって不満をもらしているけど。在野では時間的な制約、専門図書館へのアクセスの悪さ、不利な部分が多い。

日比 嘉高「絵の様な人も交りて展覧会──文学関連資料から読む文展開設期の観衆たち──」



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