壱太郎さんの勘平に猿之助さんを想う
猿之助と愉快な仲間たち公演の前日は京都を楽しみました。近年の南座「三月花形歌舞伎」がすごく面白そうで、機会があれば観劇したかったからです。
しかも今年の趣向が楽しそう!仮名手本忠臣蔵の五段目六段目を、チームで江戸と上方の型で演じ分けるのです。時間の都合で夜の部のBプロだけを観劇しました。
ちなみに早野勘平を演じる右近さん壱太郎さんの衣装がこんなに違います。
拝見したBプロはチーム上方。壱太郎さんの勘平、千之助くんのおかる、千次郎さんの母おかや。何度か観ている六段目がとても新鮮でした。五段目の鷹之資くんの斧定九郎もゾクゾクするほどいい男だった。京都まで行って観てよかったと心から思いました。
そう思うもう一つの理由は、今回、壱太郎さんが初役で臨むにあたり猿之助さんに教わったからです。
猿之助さんにとって。。。というより私にとって早野勘平は思い出深いお役です。亀治郎ラストに演じ、最後がまさかの切腹で終わるという(笑)
今晩は、私らしく猿之助さん中心で今回の遠征話をしたいと思います。
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