恋川純弥 芸能生活45周年特別公演
恋川純弥さんが9月に行う特別公演のお話です。
先日、友人が松平健さんの50周年の記念公演を観に行った話を聞いて、純弥さんが45周年ってすごいなと変な感動をしてしまいました。
8月で45才になる純弥さんの芸能生活45周年。。0才から舞台にいる人生は想像もできません。でも、どんな形でも役者を続け、舞台だけでなく人としての軌跡が、今の純弥さんの芸になっていると信じて舞台を楽しんでいます。
出会ったのは2022年12月、猿之助さん主催の公演です。大衆演劇の劇場、篠原演芸場で行われた1日限りのリサイタル。そのゲストとして純弥さん、弟の二代目恋川純さん、龍美麗さん、三咲暁人さんが出演なさいました。
4名のパフォーマンスに感動したことがきっかけになり、以来、大衆演劇を仲間と楽しむようになりました。
私は今、いろんな劇団を観ている最中ですが、純弥さんの芝居や舞踊が大好きなので、東京の公演は観に行くようになり、時々は関西へも遠征しています。
猿之助さんはもともと大衆演劇が好きでした。話に登場していましたし、龍美麗さんは澤瀉屋のスーパー歌舞伎Ⅱに出演したことがあります。
純弥さんはリサイタルで猿之助さんに初めて会ったそうです。その時にいろんな話をして楽しかったとか。翌年2月の博多座「新・三国志」を純さんと二人で観劇しています。
だからかもしれません。観るほどに私の心にスルッと純弥さんがいました。それに、また観たいと思わせてくれる人でした。
猿之助さんの舞踊を観てきたから、良し悪しはわからなくても、お稽古をしている人なんだと感じることができるし、キマる形が美しい。
芝居も私の好みでした。地に足が着いた説得力ある芝居。気持ちいい言葉のキレと間。思わず笑顔になっちゃうくらい心憎い。
最近は演出力も興味があります。経験があるから演出ができるとは思っていません。猿之助さんは最高の演出家です。その手腕をスーパー歌舞伎Ⅱでずっと見てきました。
作品を良くするための決断力。優しすぎても情が深すぎてもダメなんだということを猿之助さんから教わりました。
お客を楽しませようとする想いが溢れているのも猿之助さん。チームの力を信頼し任せる。チーム澤瀉屋はいつも最強でした。
6月の純弥さんが座長のTEAM JUNYA公演で思い出したのです。猿之助さんがいた楽しかった舞台を。お客が皆楽しそうで、幕が閉まると興奮でざわつくのです。楽しい余韻で劇場を出ることができました。
私が観た日のTEAM JUNYAもそうでした。もちろん私も楽しかったけど、笑顔笑顔のお客を見るのも幸せでした。こんな空間を作るんだと心があたたかくなりました。
熱く語ってしまいました 笑
純弥さんの特別公演の話でした!
「恋川純弥 芸能生活45周年特別公演」
芝居の舞台は、富山県八尾町の「おわら風の盆」という行事。江戸時代から300年以上前から続く踊り行事。法被や浴衣に編笠を付けた踊り手が町を流し踊ります。踊り手たちについて演奏をして歩く地方。「唄い手」「囃子」「三味線」「太鼓」「胡弓」。
その’おわら胡弓’の奏者のお役を純弥さんが演じます。
芝居「おわら恋唄」は坪田塁さんのオリジナル脚本。大衆演劇の新作で作品を拝見したことがあります。
そして歌舞伎のように生演奏です。新・純邦楽ユニットWASABIの皆様。メンバーに純弥さんの津軽三味線の師匠、吉田兄弟の吉田良一郎さんがいらっしゃいます。
現在発表されている出演者は、二代目恋川純さん、速水映人さん、三咲暁人さん(皆さんが3公演全て出演するかは7/16現在不明です)。純さん暁人さんは、猿之助さんのリサイタルメンバーでもあり、私が好きな二人なので嬉しいです。
会場は、北とぴあ「つつじホール」です。通常の大衆演劇専用の小屋ではなくホールなので、大衆演劇に馴染が無い方も入りやすいと思います。先日、違う芝居を観劇しましたが、とても見やすい劇場でした。
第一部が芝居、第二部が舞踊絵巻。二部では大衆演劇ならではの舞踊ショーが楽しめるかもしれません。どんなパフォーマンスになるでしょうか。未体験の方は是非。
2日間3公演。私は友人たちと全ての回を観る予定にしています。楽しみです。
先行販売はチケット5500円 8/1~ローチケ発売
一般販売はチケット6000円 8/15~ローチケ発売
詳しくは上記チラシをご覧くださいませ。
私は純弥さんの頭の中が観たいのです。
それが形になり音になり光になる。
そして、観たい景色がその先にもっと広がるはずだから。
楽しみにしています。
私の友人たちが撮影した普段の舞踊ショーの純弥さんをどうぞ。大衆演劇は舞踊ショーは基本的に撮影OK。SNS起用は劇団や個人のルールがあります。純弥さんは掲載OKです。
そして、昨年11月に大衆演劇ナビのネット記事のインタビューで、純弥さんが猿之助さんのことを話している記事の紹介と私の感想をよろしければどうぞ ↓
私の大衆演劇の観劇日記をまとめてあります ↓
楽しく猿之助さんを待ちたいです。
aya