二人の友人
今週に入って、二人の友人と会いました。
一人は、昨年までガンで苦しんでいた人で、治療の甲斐あって、昨年末に完治しておりました。
夏の同窓会で顔を合わせて、一見元気そうな顔で安心したのですが、話していて気になることがありました。
あれこれとしていること、やろうとしていることが天中殺になっていました。
彼のガンの原因は、私なりに把握していましたので「調子に乗っていると再発するよ」と言っておきました。
彼は顔を曇らせて「わかった」と言っておりましたが、わかってはいないようでした。
私は、すでに身体の中にはがん細胞があると思っていました。
その彼から、月曜日に連絡が来ました。
「再発した」という連絡でした。
もう一人は、10年ぶりくらいに会った経営者ですが、やたら景気のいい話をするので「いいね!」と言って聞いていたのですが、これも話を聞いていて「?」と思いました。
事業で選ぶ方位が、全て五黄殺になっておりました。
8月の社員旅行も五黄殺でした。
「さっきから景気のいい話をしているけど、本当に仕事は順調なの?失礼かもしれないけれど、私はジリ貧になっていると思うんだけど」と言った途端、彼の顔から笑顔が消えました。
その通りだったようです。
私は二人に説明しました。
「こういうふうに自分の首を絞めていくんだよ」と。
方位やタイミングというのは「使ったから」ということもありますが、「この人は破滅への道に入っている」ということを教えてくれているのです。
そういうことを見破るのも、占い師の仕事なのです。