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Twitter詩

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#ポエム

【Twitter詩】2023/08/21

【Twitter詩】2023/08/21

名前を愛していること。形づくることの麓に、わたしたちは暮らしていて、意識を保つための硬度、それは口に含むと冷たいね。冴えざえとした、はっきりとしたものを自らの光として、血流を回している。わたしは風になる。背景としたものが、その他すべてにとっての拠り所だとしても構わない。構わないからなり得た、この体を、今静かに折り畳む。

Twitter詩「ぶどう味」

 

ぶどうのアイスキャンディ

くちびるにぬって

おめかしごっこした なつやすみ

 

きみのくちびる

ゆうひをこえて

あかくて あまくて

ぼくはなきたくなった

 

またね といっしょに

くちびるとけて

とけたアイスをポチがなめて

 

ゆうひのあじも

ゆうひのいろも

なみだのうみに しずんでいく しずんでいく

Twitter詩「よる」

Twitter詩「よる」

 

ぼろアパートの深い夜は

あま黒い紺の霧に包まれ、

鏡に映る子うさぎも

月に恋することなく夢の中。

 

独り毛布に抱かれるわたしは

ぎゅっとくまに抱きつく、

寂しさはそうやって連鎖の中で灰になる。

 

ああ、下階のお兄さんの話し声が暖かい。

花瓶のふちが空気と淡くなっている。

カーテンからこぼれる月明かりは

スカートをめくられた子のはにかみに似ている。

 

孤独の対

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