20250101
あけましておめでとうございます。
っていう文言、そろそろ見飽きた頃じゃないだろうか?
私は見飽きている。
でもまぁあけたからめでたいのだろう、とよくわからないまま各方面で飛び交う文言を呑み込んでいる。私も休みが開けたら色んなところで言うのだろう。
昨日は久しぶりに一日中家でテレビを観ていた。
起きた時と同じパジャマで、お風呂に入るまでずっと過ごしていた。
ずっと観ようと思って放置していたMVなどをYouTubeで観まくり、19:00を回る頃にはチャンネルをNHKにした。
そう。昨夜は年に一度のお楽しみ『紅白歌合戦』があるからだ。
色んなライブに行くようになってから、学生の時よりは紅白への期待値は下がっているが、やはり一年に一度のお祭りは、楽しみにしていた。
皆さん(特に後半組)、紅白のパフォーマンスにかける熱量がハンパない。
とくに星野源の「ばらばら」弾き語りは、かなり食らってしまった。個人的に今年イチのパフォーマンスだったように思う。
何か大きいものを背負っている人にしか出せない表情、「ばらばら」の歌詞の皮肉、とくに終盤、何か思い詰めたように口を開いた「良いお年を」は、かなりグサッときた。もうなんかとんでもない放送禁止用語でも言い出してしまうんではないか?という気迫さえあって、テレビの前でドキドキしてしまった。
直前の椎名林檎のパフォーマンスが、景気の良い盛り上がるステージだった(これはこれで最高だった!)だけに、その対比としても星野源の弾き語りは、印象に残ったな。
あとは、B’zがサプライズでNHKホールに来たこととか、NYからの生中継で歌を届けた藤井風とかが良かった。あと、もちろんaikoも。
逆にうん?と頭を捻ってしまったのは、純烈が個人宅に行ってサプライズライブをするというくだり。口が悪くて申し訳ないが、誰が知らない人の家の食卓を大晦日に観たいのだろうか。
1人部屋で紅白を観ていた私にとっては、親戚中でおせちを並べて紅白を楽しんでいる一家団欒の姿が、これが人間のあるべき姿ですよ?と言われてるみたいでキツかった。まぁただの嫉妬かと言われればそれまでかもしれないけれど。
でも今年の紅白はここ数年の中では、割と良かったように感じる。
紅白を観る時間はあっという間に過ぎ、数年前までならジャニーズのカウントダウンコンサートを観るのだが、2022年を最後にやっていないので、YouTubeでKinKi KidsやWEST.の生配信を観ていた。
年越しは、油断していると夜遅くなってしまうので、早めにお風呂に入って就寝。
結局今日も昼まで寝てしまったが、元旦から新宿のシネマカリテで映画を2本観てきた。
1本目は『コール・ミー・ダンサー』。2本目は『ロボット・ドリームズ』。
1本目はダンサーを目指すインドの青年のドキュメンタリーなので、ストーリー云々と言うより、青年の成長譚という感じだった。
主人公のダンサーが、結構格好良く、綺麗な肉体をしていたので画面映えするというか。おかげで最後まで退屈せずに観ることができた。
2本目の『ロボット・ドリームズ』は、セリフが一切ないアニメーション映画なので、視覚と音楽で楽しんだ。結構集中力はいったけど、アニメーションのディテールがよく描けていたうえ、ストーリーもわかりやすかったので、こちらも退屈せずに観ることができた。けど、え?そこで終わっちゃうの?という感じではあったが。
映画を2本観たらお腹がすいたので、スシローに駆け込む。
スシローはお腹いっぱい食べても2000円弱で済むからありがたい。揚げ物とかも美味しいし。
今年の年越しも1人だったけれど、過ぎてしまえば余裕だったな。何よりたくさんの推しやカルチャーが私を支えてくれているのだから。