ポジティブシンキング【雨の日も晴れ男/水野敬也 を読んで】
【雨の日も晴れ男/水野敬也】読了。
あらすじ
ざっくり言うと、
といったストーリー。
天使にこんなんいるとか、逆に怖いわ!って思ったはず。
自分もその一人。
でも、アレックスはひとつひとつの災難を乗り越えていくんですよね。
後半にはさすがに気が滅入るアレックスだけど、それでもちゃんと前向きに捉える。
どうしてアレックスはそんな前向きになれるのかは、エピローグに描かれてます。
これがもし自分だったら、とことん神様だとか恨むかな。
今なら、『悪いことが続くと良いことがあるから今だけ頑張ろう』とか考えるかもだけど、
実際にクビになったり、詐欺にあったりとか1日に災難が続くと、どうにかなってると思う。
とても前向きに考えることはできない気がする。
登場人物から学んだこと
アレックスから学んだことは、
どんな時でも前向きに捉える感性って大事なんだということ。
エピローグでも描かれてますが、それって自分が出来てるかと言われたらまだまだだなって実感させられたこと。
(ネタバレになるから、その内容は内緒で…)
二人の天使から学んだことは、
本人にその気がなくても、甚大な被害を受ける人はいるってこと。
軽い悪口のつもりでも、その人にはザキ(ドラクエの)の威力はあるよね。
なんか、それを考えさせられた。
一方、二人の天使界ですごいポジのゼウスからは、
事前に防げることは防ぎましょう!
ってことかな。
見える位置にあれ置いてたら、二人の天使も気になるって…
(同情するつもりはないけど)
この本について
アレックスが今後どのようになっていくのかが気になってスラスラ読める一冊だと思います。
いろんな災難が降りかかって、その災難ごとに章が区切られてるんですが、
1章読むと、また次の章が読みたくなるかんじでした。
(といっても、自分の場合、ゼルダにハマって途中から読むことしてませんでしたが…)
ただ不思議なことに、途中までの話は完全ではないにしろ覚えられてました。
アレックスの行動から何か学べる一冊だと思います。
ぜひ読んでみてください。