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あの頃の音楽フェス
私は音楽フェスが大好きだ。
初めてフェスに行ったのは、中学3年生の夏。
高校生になったらもっとフェスに行こうと思い、高校1年生の1年間はたくさん行った。
「来年はもっといろんなフェスに行きたいな。」
「大学受験を頑張って、3年生は年越しをフェスでしたい!」
フェスに行くたびに次回への夢を膨らませていた。
でも、あの頃の音楽フェスは高校1年生が最初で最後だった。
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コロナ禍前のフェスは、とにかく人が多かった。
その中で、どうやって1日を過ごそうか、友達と作戦会議をする時間も
楽しい。
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ステージ前は人が密集していて、いるだけでも汗が出る。
周りの人が壁になって、真上を向かないと新鮮な空気が吸えない。
足元はぬかるんでいるし、ほぼ1日中立ったまま。
夏フェスはかなりきつい。熱中症になるリスクもある。
それでもまた行きたいと思うのはなぜだろう。
屋外で好きなアーティストを見るから。
1日中音楽を聴けるから。
フェス飯が格別においしいから。
色々あるが、言葉に出来ない魅力や感動がある。
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冬フェス1発目は名古屋へ。
夜行バスを使い弾丸で行ったが、それも良い思い出。
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CDJは装飾も含めて、1番好きになった。
絶対年越しをここでしたい、そのために勉強頑張ろうと強く思った場所だ。
この数か月後、新型コロナウイルスが感染拡大した。
これ以降、フェスには行けていない。
夢だった、高校3年生で年越しフェスは実現しなかった。
悲しかったが、高校1年生のときフェスにたくさん行けて本当に良かったという感情もあった。
永遠に保証されてることは何も無く、行きたいところにいつ行けなくなるか、やりたいことがいつ出来なくなるか分からない。
だからこそ、行きたいときに行きたいところへ、やりたいときにやりたいことをするということがいかに大切か、ということをコロナ禍で1番学んだ。
今も、工夫を凝らしてフェスは実施されている。
人がたくさんいるあの頃の音楽フェスが恋しいが、まだまだこれから何年も行くことは出来るので、元のフェスに戻る日を気長に待ちつつ、新しいフェスの形も、今のうちに楽しんでいきたい。
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