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読書について思うこと

お久しぶりです。

大変久しぶりのnoteになってしまいました!
まずは、クラファンのご報告とお礼をさせてください。

オープン前に実施していたクラウドファンディング!
本当に多くの皆さまに応援をしていただき、当初のゴールはもとよりネクストゴールまでも達成することができました。
最終達成金額はなんと240万円!

本当に本当にありがとうございました!

ご覧ください、本棚にはこんなにたくさんの本を並べることができました!

そして、予定通り8月11日に無事にオープンし、早くも常連さんに支えられ、日々お店を見つけて訪ねてくださる方もいる嬉しい毎日です。この場所を守っていかねばと、ますます身が引き締まる思いで毎日を過ごしています!

ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。

読書について思うこと

さてここからは「店長になってからの読書に対する気づき」を少し書いていこうと思います。

私は、読書というと「いっぱい読んだ方がいい」とか「順番に最後まで読まないといけない」とか、「読書の時間をつくらなければいけない」とか…「しなければならない」と自分で思い込んでしまっていたことがたくさんあると気づきました。

さらに今は、読書カフェの店長であるというプレッシャーも感じています。「読書カフェの店長って、いわば読書するのに最強な環境にいるだろ?物理的にも時間的にも読み放題だろ?」と思われるかもしれませんが…。

これがそうでもありません。

もちろん、時間的にも物理的にも本に触れやすい環境であることは間違いないですが、その分「読まなければならない」というプレッシャーがあるのも事実。読書カフェの店長なら、誰よりも本を読んでいるはずだと思われているかもしれませんが、それはGoodRackにおいてはあてはまりません笑

私は「読書カフェの店長なのに本がたくさん読めていない」ということに、なんとなく窮屈さを感じていました。
この窮屈さを感じていた理由は、読書カフェの店長だから感じるプレッシャーとは別に、昔の理想の読書スタイルにとらわれすぎていたということがあると気づきました。

社会に出るまでは、学校、図書館、自宅、お風呂、布団の中など、いつでもどこでも好きなときに本を読んでいました。特に学生時代はスマホがなかったので、今よりも読書に充てる時間がたくさんあったと思います。

環境や生活が変わった今、かつてのように自由に読書することは難しくなってしまっていたのに、かつての読書体験が私にとっての「理想の読書」として残っていて、いつの間にかそれに縛られていたことに気づいたのです。
好きなときに好きなだけ読書の時間が取れること、読みたいと思った本を順番に読むことができた日々が過去の私にとっては理想だったんですね。

「しなければならない」という感覚は、実は「本当はこうしたい」という気持ちの裏返しだったのだと、今は思っています。

誰よりも読む必要はなく、私は私のペースで本を読めばいいんだと。

読書に関してのプレッシャーを感じつつ、日々「本を読む」ということに向き合っている中で、私が一番大事だなと思ったのは、「読みたい」と思える本があることです。

今、私はお店の中でお客さんと一緒に本を読んだり、通勤の電車の中で読んだり、休みの日に出かけた先で読むこともあります。
本当はやらないといけないこともあるけど、今この一瞬の5分だけとか、、電車で座れたら本を出すとか。読み始めたら余計なことは考えないで、本の世界に没頭する。(これが難しいけど、大事)

そんな風に読書を日常の中に取り込めるようになったのは、全部読めなくても、読みたいと思ったこと、読みたいと思える本があることが素敵なことだと感じるようになったから。

そして、読みたいと思ったときに少しずつ読む、空いた時間にページをめくる、そんな読書のスタイルが“今の私”には心地よいと思える読書なんだと気づことが出来たからだと思います。

今の自分に合った“心地よい読書の形”がある。

読了することにこだわらず、読みたい本を手に取ってみる。ふと思い立った時に本をひらく、5分でも10分でも。
この1冊をじっくりと時間をかけて読めばいいし、時間がかかってもいいし、途中になってしまった本があってもいいと思っています。

それが、今の私にとっては心地よい読書の形です。

みなさんの
今の自分にとっての心地良い読書の形はどんな形ですか?

GoodRackの店長としては
「GoodRackに行って本を読むこと!」と言っていただけたら嬉しいですが...
今日伝えたかったことは、今の自分にあった心地良い読書をしてくださいってことなので、自分にとっての心地良い読書とは?を考えるきっかけになったらいいなと思います。

もしも…本は読みたいけどどんな本を読んだらいいかわからない、読みたい本が見つからない場合は、ぜひGoodRackにお越しください。
一緒に、本棚から読みたい本を探しましょう!

#読書習慣
#読書の秋
#この経験に学べ


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