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Vol.36 路上生活者として生きた2024年〜社会生活を過ごしていた時との変化〜|路上生活マガジン

気にも留めてませんでしたが、もう年の瀬ですか。

2024年ももう終わり、早いですねー。

特に路上でゆっくり自由気ままに過ごしてたらそう感じるようになりましたよ。


こんなに時間が過ぎるのが早いんじゃ、
"100年後"なんてあっという間でしょうねー。


馬鹿馬鹿しい笑


というわけで、皆さんこんにちわ。


都心で路上生活をしてます村瀬テロスタンと言います。
路上生活者、いわゆるホームレスという事になります。
さぁ、今週も路上生活マガジンのお時間がやって参りました!

さて前回までは共生の意識についてお話しましたね↓↓↓



私個人としては昨年に比べたら共生の意識は強くなったと思ってますが、他の路上者に比べたらまだまだなのかとも思ってしまう部分もありますからして。

掃除も普段からのルーティンでやってる人に比べたら、酷い時以外はやってなかったりとまだまだなのかとも。

それでも皆さんと同じような生活をしていた頃に比べたら不思議と心はラクになっていってる部分も生まれました。

今日はそんな #2024年の振り返り についてのお話をしてみましょう。

では早速、 #路上生活マガジン 今週はこちら!

《路上生活者として過ごした今年一年と、社会生活を過ごしていた時との変化について》


をお届けします!


さて、パワハラや適応障害の積み重ねにより自殺願望の塊となってパニックに陥り、『一般企業のサラリーマン』から『無職の日雇い労働者の路上者』になって改めて考えた事を綴ります。

異論、反論あるでしょうがよければ最後までご覧ください。

この感じ、なんだか一年の総決算っぽいよね✨


①路上生活者になってから


まず決まった時間に起きてという基本的な生活はほぼ皆無となりました。
体内時計的なもので自然と目が覚めてしまうことや、ご近所さんに起こされて出かけるなどはありますがそれ以外は本当にマイペースに1日を過ごしているような気がします。

それにより生きる事への"安心感"が生まれた。

というよりか日々積み重なってきた
生きる事への"絶望感"が薄まった。


と言ったほうが正しいのでしょうね。

自分で言うことではないですが、意外にもサバイバル適応力があった事にも気付けましたし😅

正解ではない気付き方なんでしょうけども・・・


〜気持ちの変わりよう〜


上でも述べた生きる事への絶望感が薄まったことにより自殺願望というのは格段に減りました✨

路上者になり出した時がその二度目のピークだったので、
正直に言えば"のたれ死ぬ"というのが目標というかなんというか。
そんなことをずっと考えてる状態でした。


それがご近所さんやら巡回に来るボランティアの皆さんのおかげで少しは立ち直れたというのが正直なところで。

あと、物書きをするという過ごし方を見つけれたのも、気持ちに余裕を持てるようになった大きな要因ですかね。

だからこそ無神経にグダグダ言ってくる輩が余計に鬱陶しく思えてしまうんですよ💢↓↓


思った通りアイツの姿はもうなかったので、そのままフェードアウトしてくれればいいだけの話・・・


そういうものに対する余計なセンサーは過敏なままですが、今のところ生活への支障はきたしてないためそのままにしときますよ😄

②組織の中で働かなくなって思った事


《競争心が失われるが、その分のストレスはなくなった。》

が一番なのかと。

過去の私は、トップから"君はポテンシャルあるんだから気にせず思う通りやってみな"と言われてもそのすぐ下。
いわゆる"中間職"のストップがかかる状況が常でした。

自分の中で"成功の道筋"が立っていてビジョンもみえている。
このやり方なら"自分を最大限に見せれる"という自信もある。


しかしストップが入り、彼らのやらせたいようにゼロから作り替えられる。

よくある話ですが、やりようがなかったんですよねー。

〜続く飼い殺し状態〜


10年近くポテンシャルはあるとだけ言われ続けて、それが開花しない状態にいました。

結果云々の前に自分のやり方すらまともに人前に見せれていないんです。
側から見たら言われたことしか出来ない人ってレッテルを貼られて。
正直ずっといい気はしなかったですね。

中には評価してくれた人もいたけど後から分かった話、そのポジションは『誰でも良かった』と・・・

要はトップであれ中間であれ
"自分の都合よく動く人"が欲しかったんですよね。

ただこういう輩に限って、居なくなったら『いつでも戻っておいで』なんて言うんですよ・・・
都合いい存在が居なくなるからね。

ちなみにこう言う事平気な顔で言う人、頭の中に5人は浮かんできます。

ク◯中間共め!!!

③今になり振り返ると


そんな奴らを振り払い、自分のやり方を通し評価を得るにはどうすればよかったのか?

"その有象無象に打ち勝った"という確固たるポジションに就くしかない。

これは自然の摂理である弱肉強食と同じ見方にとれよう。

逆に一回でも勝てばいいが負け続けたら?

〜負け続けて出来る仕組み〜


負けが込むと、こんな負のスパイラルに巻き込まれる事になります

立ち向かっても打ちのめされる

次第にその姿を見た下の人間も"コイツなら勝てる、別に言うこと聞かなくてもいいぞ"のマインドになる

自信やら何やら失いパフォーマンスも最大限に活かせない状態

反撃しても返せなくなり喰われてしまう

簡単に下克上される。


しかも下の人間は『トップが言っていたから』というキラーワードが有れば簡単に叶うし、更にはその場にトップを連れてきてしまえばいいのだから。

彼らのような人を懐柔した奴が勝つ仕組み、まさしく"虎の威を借る狐"状態ですよね。

でもこれが出来るのは"天性の狡猾さ"、または"底抜けの愛嬌"を持った人に限る。

悔しいが少しでも"真面目"な人には
出来ない芸当です。

そして私はそれが出来なかった人。


彼らと同じようにトップの召喚前まで持っていったが、中間職がトップを言いくるめてしまう事態に。

そう、中間職の人間は私よりと狡猾だったわけです。

私も愛嬌も狡賢い考えも持たず直球で『これはおかしくないか?』と言ったのでそりゃ弾き返されるわけですよ

『いい加減お前も言われっぱなしじゃなくて、アイツみたく教える立場にならないとな。』

現状を見てもその発言が出る彼はトップ失格と思った。

反面、通らなかった自分自身も「中間がなければスムーズに通った」と都合のいい解釈をしだした事が悔しかった。

そしてある事を思い知らされる・・・

私は競争社会では生きれない人種なのだと。


④圧倒的敗北を自覚してから


結論

やはり真面目な人が勝つには、
"中途半端なスキル"ではダメだ!


目的の人に狡賢い奴に振り向かせない底抜けのスキルと全部なぎ払うくらいの気概が必要不可欠。

もちろん、愛嬌ある人や懐柔してきた人のやり方は非難しない。あくまでも"それが出来ない人はどうすればいいのか、また良かったのか"の自分なりの結論ですのでね。

いわゆる、鋼のハートを持つことよ❤️


⑤最後に


んまぁ、このような上からも下からもメチャクチャにされる事がなくなった事によりストレスは激減しました。

反面、人とのコミュニケーションによる刺激は減った気がします。
やはり個人でも何でも、物を作るには少しは脳に刺激を与えないとよろしくないからして。

なので、日雇いは行ける限り行って色んな人の話聞いて脳の刺激になる事を探してね。

前科者の刑務所いた自慢話とかは論外🙅

意外にも心身共に快復してきた兆候は見えてきたので、側から見たら『バカなこと』でも私の中では必要なことだったということだったのでしょう✨

快復そのままこれからもしぶとく生きてきますよー。

というわけで今回はここまで!

次回はこちら!

社会性の有無

来週は路上者の『社会性の有無』についてお話ししましょう。

それではまた!




皆さんの《フォローやスキなど、その他サポート》が創作活動、また生きる原動力になりますので、気が向きましたらどうぞ宜しく😃✌️

Have a nice day! by 路上より

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村瀬テロスタン@物書き見習い〜元路上生活者〜
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