Vol.25 路上生活者をよく尋ねてくる人たち〜懲りない手配師編〜|路上生活マガジン
いやぁ一時的な撤去作業やっててアップが遅れてしまいました。
しかし年に何回も退かしてると慣れてくるもんですが、疲れるもんですね😄
へへへは😅
皆さんこんにちわ。
都心で路上生活をしてます村瀬テロスタンと言います。
路上生活者、いわゆるホームレスという事になります。
さぁ、今週も路上生活マガジンのお時間がやって参りました!
皆さんのフォローやスキなどのサポートが創作活動、また生きる原動力になりますので、気が向きましたらどうぞ宜しく😃✌️
さて、前回は退去命令のお話でしたね↓↓↓
開発はともかく、そうでない理由での退去命令はそうそうないよと言いましたが、目をつけられてないと簡単に言われることもないと思います。
なので結局、慎ましくかつ大人しくしてるのが一番なのです。
でもそんな場所だからなんですかね?
迷惑な輩から気の良い方々まで色々な『訪問者』が時間問わず我々の様子を伺いにやってきます。
というわけで今回からは『訪問者』をテーマに進めさせて頂きましょう。
では早速、 #路上生活マガジン 今週はこちら!
《日頃来る人たちはどんな人?路上生活者の元に訪れる人たち》
をお届けします!
まず、ゴミを捨てる奴、盗人、ダル絡みしてくる奴など迷惑な輩は一週間あれば2日は最低でも遭遇します。
そんな輩の中でも特に鬱陶しいのが仕事の話でも触れました『手配師』の存在。
彼らが来るのは毎週毎週ではないですが、油断してるとコンスタントに顔を合わせる事になり、面倒な押し問答ともなるので私の中では《要注意事項》としております。
しかも時間なんてお構いなしですから困ったもんですよ💦
①不意に現れる手配師たち
炊き出しの場所を彷徨っていることが多いですが、彼らが直接寝床に出向いてくる時も。
「こんにちわー。」なんてフランクに話しかけて来て、
"ボランティアの人か?"
"ただの通行人か?"
とこちらが考えているのも束の間、
「仕事とかどうなの?」
って口から出た時に"あっ、やっぱこの人手配師だ!"
と。
手配師という人間を何人も見てきたのでこの"やっぱ"というのがつくようになりましたが、そうなると最初の頃の"変な奴来たよ・・・"が懐かしいものですよね😄
・特定の路上者の寝床を把握しているのはなぜ?
やってくる時は一部集落と化した箇所など目星をつけて現れます。
たとえ誰でもよくてもある程度人選はした上で、
なおかつピンポイントで来るという事は・・・?
やはりタレコミですかね。
「◎◎の近くに新規で寝てる人がいる」とか、「あの人普段××にいて動こうとしないから仕事してないんじゃ?」とか。
常に人手を探している彼らは断られた路上者からもヒアリングして、一定の場所にいる人間の数や年齢層などをその都度控えたりしてるのかと。
そうすることで自然と路上者の所在地マップのような物を作り上げ、その都度声をかけにいくという流れができていく。
なので一度断られた人相手でも懲りずに、諦めずに声掛けにいくシステムが出来て。
何度も声かけていればいつかは落ちるだろうなんて思ってるのでしょうが、そんな昔ながらの刑事ドラマみたいに簡単に落ちないのが路上者という生き物・・・
どんな人間がいるのか把握していても
落ちなきゃ意味ないのにね💦
・特徴的な謳い文句
以前の記事でもお話ししましたが、とにかく彼らは優しい言葉で近づいてきます。
即日が無理な人にはメモ書きで電話番号を渡してきますが、本来なら「連絡してよ」と言っても名刺ひとつ渡さない時点で素性の怪しさを疑うべきなんですよね。
また力押しでいけそうな人を選んでるのも彼らの常套手段。
だからこそ、断れずにこれでついていく人が一定数いるのでしょう。
本当に困ってる人は別ですけどね。
不思議だよなぁ・・・
因みに、迷ってるところを見た途端『とりあえず車の中で話さない?』と言って、人攫い上等の半ば無理くり乗せるなどする輩もいるので"とにかく断る事"が大事なのかと。
何度も言いますが、本当に人手を探してるなら考える時間を与えた上で名刺渡して連絡を待つのが普通なのかなと私は思うんですけどね。
やはりほぼ反社か・・・・
②雰囲気で分かる歪さ
最近では身なりが整っている路上者が増えてきてるので見た目での判断が少々難しいですが、手配師というのは彼らからはないオーラのような物を都度感じます。
もちろん人が欲しいだけの彼らのことです。
突然話しかけて来たと思ったらいきなり上のような謳い文句で話をしてくる。
コミュニケーションを取ることで段階を踏む事なんてお構いなしで。
それだけでは相手もすぐ察するのは承知の上だとしても・・・・
・特徴的な見た目や口調
これは私が見た中で統計を取った上で導き出された結果ですので、参考にご覧ください。
例3だけちょっと変わってますが、ザッとこんな感じでしょうかね。
③断り方の一例
月並みですが、
などですかね。
本来ならストレートに『現場仕事なんてやった事ない』、『そちらで働く気がない』と言ってもいいのでしょう。
でもそうするとこちらを心配してる素振りでガヤガヤ言ってくるから言わない方が良いかとも。
これぞ火に油を注ぐというやつですね🔥
④引き受けた際の現場での扱い
ホイホイついて行ってしまった人たちから聞いた情報をまとめてみました。
まぁこういう結末が想像ついたので私は最初からついて行かなかったですね✨
それにまだまだ令和でもこういうのがあるから驚きなんですよ・・・
やはり反社なのか??
⑤最後に
ここまで胡散臭い人っているのかってくらい胡散臭いので逆に言えば分かりやすいんですかね。
中には特に路上者の歴が長い人とは仲良さげに話してる人もいますが、私なんかは"鬱陶しいから早くどっか行ってくれないかな・・・"と思い顏に出るタチなので必要最低限だけ話して終わりにしてます。
結論、どこの家庭でも子供の頃から言われてる
『知らない人にはついていかない』
が大事ということだと思いますよ。
というわけで今回はここまで!
次回はこちら!
来週も手配師以外の『よく訪ねてくる人』達についてお話ししましょう。
それではまた!
Have a nice day! by 路上より。
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