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#21 赤ちゃんだらけの空間、児童館

皆さんのお住まいの地域にもきっとある、「児童館」。

児童館とは、児童福祉法や子どもの権利条約、児童福祉法の理念にのっとり、子どもたちの健やかな成長、発達、そして自立が図られることを地域社会のなかで具現化することを目的とした児童福祉施設です。

多くの児童館では赤ちゃん(0歳児)・幼児・児童〜学生用に「遊ぶ時間と場所」をそれぞれ設けていて、同年代の子どもたちが一緒に過ごせる工夫がなされています。
親子連れの場合、自然と子育てに関する情報交換の場となるのはもちろん、施設のスタッフさん達も子どもたちを見守ってくれているので、ママ・パパにとっての息抜きの場にもなります。

私は子どもを産んでから児童館という存在を知りましたが、なんと素敵な場所!
赤ちゃんタイムと呼ばれる赤ちゃん専用の時間帯に通っていますが、20帖くらいの部屋の中に2ヶ月~1歳くらいの赤ちゃんがたくさん(*^o^*)

ゴロンの赤ちゃん。
お座りの赤ちゃん。
ハイハイに、つかまり立ちの赤ちゃん。
クレヨンしんちゃんのような横顔の赤ちゃん。
ちぎりパンのような腕、ボンレスハムのような太もものあかちゃん。
指チュパチュパ赤ちゃんに、ゲンコツもぐもぐ赤ちゃん。

まさに幸せな空間!

ママ・パパたちは成長過程について話をしたり、おすすめの公園、お店、離乳食を共有し合ったり。
そこには育児書には載っていない情報が感情と共に共有されるため、より強い共感・感動・励みとなってママ・パパのココロを刺激してくれます。

「3ヶ月くらい前から夜泣きが始まって、毎日1~2時間おきに起きて寝てを繰り返してて…もうダメかも」と話すママがいました。
子育てもある、大人の食事に離乳食作りもある、その他の家事もある、パパは定時で帰ってきて手伝ってくれるけど、睡眠不足で毎日夕方以降は記憶がなくなりそうだと言います。
そのママは、こう続きを話してくれました。

毎日体力の限界を感じるけど、それでも児童館にきて子どもをあやし、他の赤ちゃんと触れ合い、ママ・パパたちと話をする時間は絶対確保したい。
この1〜2時間がなかったら踏ん張れない。
(児童館で過ごす)この時間は、今の私にとって一番必要な時間なんです。

こんなに人に必要とされる場所って、すごくないですか?
同志やサポートしてくれるスタッフさんと過ごすことができる児童館は、きっと、学びと癒しの場所なんだと思います。

ママさんの話を聞きながら、児童館が羨ましいなっと思いました。

工務店も、村松工建も、家づくりを考える人たちにとっての学びと癒しの場所になれたらいいな…と。
家づくりに必要な情報提供はもちろん、家づくりで発生する労力すら癒せるようなコミニュケーションがとれる場所に。
そして、引渡し後も気軽に家に関する相談や雑談ができるような場所に。
私たちはもちろん、これから家を探す人、建てる人、住む人、すでに住んでいる人たちが互いに情報共有し合える場所に。

そんな工務店になれたらいいな、なりたいな!と心から思います。
そのために、まずはできることから。
今日もお客様のおうちを、心をこめてトントンカンカン、大切につくります!

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