村松工建

村松工建は、長野県飯田市の工務店です。 noteでは『新築検討中の方がこのブログをみれば不安要素がなくなること』をテーマに、家づくりに関する情報を発信していく予定です。 新築検討中の方はもちろん、増築、リフォームをお考えの方、建築に興味のある方など、読んでいただけると嬉しいです♪

村松工建

村松工建は、長野県飯田市の工務店です。 noteでは『新築検討中の方がこのブログをみれば不安要素がなくなること』をテーマに、家づくりに関する情報を発信していく予定です。 新築検討中の方はもちろん、増築、リフォームをお考えの方、建築に興味のある方など、読んでいただけると嬉しいです♪

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#01 はじめまして!村松工建です

家って、ワクワク! 皆さんは、どんな家に住んでいますか? 実家、戸建、アパート、マンション、シェアハウス…色々な家がありますよね。 では、どんな家に住みたいですか? —リビングが見渡せるカウンターキッチンに、隣は掘り炬燵がある和室。2階にはロフト(秘密基地)がついた子供部屋と、夜空が見える大きな天窓のある寝室。外には季節に合わせて草花が風に揺れる花壇—これは私の実家です。 私が5歳の頃に、両親がUターンして新築を建てました。 「どんな家がいい?」と家族で考えるのも、

    • #51 不動産登記に必要な書類と申請場所

      専門的な知識や複雑な手続きを要する不動産登記は、専門家(司法書士)に任せるのが一般的ですが、登記に必要な書類や費用は自分たちで用意することが多いです。 今回は、登記に必要な書類や申請場所、ポイントについて、お話いたします。 ■必要な書類①住民票(家族全員・続柄記載) ② 印鑑証明書 ③登記原因証明情報 登記に変更が生じた原因を証明できる書類で、マイホーム購入の場合は売買契約書が該当する。 ④委任状 司法書士に依頼する場合に必要な書類。 ■必要な費用(登録免許税)

      • #50 不動産登記はお早めに!

        前回の#49 土地購入に関する契約は、権利を明確に!でも「登記」というキーワードが複数出てきましたが、今回は「なぜ登記(不動産登記)が必要なのか」についてお話します。 登記をしていなかった…よくあるトラブル売主の借金が引き継がれてしまう 売主に借金があったり、税金などを滞納していて債権者や税務署などに土地や建物を差し押さえられていた場合、買主が登記しない限り、この差し押さえは売主から買主へ引き継がれてしまいます。 交渉の余地はありますが、買主が売主に代わって弁済しなければ

        • #49 土地購入に関する契約は、権利を明確に!

          土地には見えないリスク・確認事項がたくさんある不動産の契約は専門知識を必要とすることが多く、売主との「言った・言わない」のトラブルも少なくありません。 そのため、一目ぼれなどの理由で安易に契約してはいけません。 特に権利関係は後々のトラブルにつながる元となります。 「売主と実際の所有者が違っていないか?」、「銀行などの抵当権(担保)がついていないか?」などを登記簿でしっかり確認しましょう。 他にも「法的な制限がないか?」も確認しておくと、希望の建物が建てられるかどうかも事前

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        #01 はじめまして!村松工建です

          #48 土地購入のための資金プラン②

          前回の記事で「土地購入の場合は、状態によって購入費用以外にもお金が必要なケースがある」と書きましたが、具体的に、どんな費用がかかるのか? 一例ですが、よくあるケースをご紹介いたします。 購入費用以外にもお金がかかる土地■軟弱地盤 現在ほとんどの新築現場では地盤調査が行われており、調査で軟弱地盤と判明すれば地盤補強工事が必要となります。 工事費用は数万円~数百万円と幅広く、業者によっては地盤調査自体が別途費用となるケースも。 (地盤補強工事については#44でご紹介しておりま

          #48 土地購入のための資金プラン②

          #47 土地購入のための資金プラン①

          建築着工前から実行が可能なローンもある 土地を購入して家を建てる場合、多くの住宅ローンは、土地と建物のローンを同時に組みます。 銀行など民間の金融機関が扱う住宅ローンでは、建築予定の家の図面や契約書の写し、建築費の見積書などを参考にして融資が決定されるため、建築着工前からローン実行が可能となり、土地の代金もそのローンで支払うことができます。 しかし、フラット35や財形住宅融資などでは完成した住宅の登記後にローン実行となるため、土地の購入や工事の前払い時には融資が受けらず、

          #47 土地購入のための資金プラン①

          #46 借地でもマイホームはできる

          土地の権利には、「所有権」と「借地権」があります。 なんとなく「マイホームなら、借地権より所有権の方が良い」というイメージをお持ちの方も多いのでは? 実は土地の買取ができる借地権もあり、条件によってはメリットがたくさんあります。 所有権と借地権の違い所有権の土地 自分自身が購入(または相続など)して所有している土地。 借地権の土地 自分以外の人がその土地を所有しており、所有者(地主)に地代を支払って利用する権利を得た土地。 借地権を利用すれば、土地を購入しなくても家を建

          #46 借地でもマイホームはできる

          #45 ごめんね、の伝え方

          突然ですが、「言葉」って大事ですよね。 類人猿とホモ・サピエンスを分けた大きな要因の一つに「言葉」があったと言われるほど、言葉は我々人類にとって影響力があります。 そんな言葉に関して、今回は、我が家の子どもたちのやりとりをご紹介させていただきます。 我が家は、私と主人、6歳の息子と1歳の娘、実母(子どもたちの祖母)の5人暮らしです。 6歳の息子はひょうきん者ですが、温厚で優しい性格です。 1月で2歳になる娘は、たどたどしいながら、文章での会話もできるようになってきて、自己主

          #45 ごめんね、の伝え方

          #44 軟弱な地盤は工事で補強できる

          前回の記事では「土地の安全性についてチェックポイント」をご紹介していましたが、家が傾いてしまうような欠陥住宅は、地盤や基礎に問題があるケースが多いといわれています。 地盤の状態によって基礎工事の方法を変更したり、地盤改良工事を行うことで頑丈な基礎の家を建てることは可能です。 基礎工事建物を支える土台で、家と地盤をつなぐ部分を基礎と呼びます。 基礎工事には大きく、地盤に問題のない場合の布基礎、軟弱地盤の場合のベタ基礎、超軟弱地盤の場合の杭基礎があります。 布基礎 建物の外

          #44 軟弱な地盤は工事で補強できる

          #43 土地の安全性をチェックしよう

          ゲリラ豪雨や土砂崩れ、浸水…ここ数年で日本でも気象災害が頻繁に起こるようになりました。 特に梅雨から秋にかけては台風が発生しやすく、気象災害の可能性も高まる時期。 家がいくら頑丈でも、それが建てられた地盤が弱いと意味がありません。 安心したマイホームライフのためにも、今回は「土地の安全性チェックポイント」についてご紹介します。 着工前の地盤調査は必須! 地盤が弱いと、例え気象災害が起きなくても厄介な問題が出てきます。 例えば「不同沈下」。 敷地の一部が沈んでしまう現象を

          #43 土地の安全性をチェックしよう

          #42 「お片付け」を2つに分けたら、平和な時間が増えました(後半)

          保育園の先生のアドバイス(「今日片付けるもの」と「翌日片付けるもの」を分ける)を実践した結果… お片付けに関する口論が、格段に減りました!! その理由は、大きく3つあります。 ①片づけのタイミングを確認できるようになった 「今日片付けるもの」と「翌日片付けるもの」を分けるために、遊ぶ前に「今日は何をして遊ぶか?」を確認するようにしました。 それ踏まえて、「じゃあ今日遊ぶオモチャたちは、今日片付ける子たちだね」と事前に伝え、お片付けの約束をします。 今までは遊んでいるうち

          #42 「お片付け」を2つに分けたら、平和な時間が増えました(後半)

          #41 「お片付け」を2つに分けたら、平和な時間が増えました(前半)

          我が家には年長の息子と1歳の娘がいます。 トミカ、プラレール、レゴ、ピタゴラ、おままごと…この6年間で一気に増えたオモチャたち。 そして勃発する「お片付け問題」。 【お片付け問題】 ・片付けを「する」、「しない」の口論。 ・片付け度の認識不一致による、「できてる」「できてない」の口論。 ・収納スペースが間に合わない、またはスペース確保のために他のスペースが犠牲になる等。(←村松工建は収納スペース作りも得意です♪) 対象物がモノなので、目に見える分厄介です。 「できた」「で

          #41 「お片付け」を2つに分けたら、平和な時間が増えました(前半)

          #40 親と同居して思うこと

          前回の記事で、予想を超えるスキをいただきありがとうございました! 今回は「同居」について触れてみたいと思います。 みなさん、「同居」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか? 私の周りにも親と同居している人は複数いますが、多少なりとも何かしらあるようです。 例えば、価値観の違い(部屋の片づけ方、食の好みなど)。 子育てや家事への口出し。 気疲れなどなど…。 同居4年目の我が家は、私と主人、5歳の息子と1歳の娘、そして私の母の5人と猫2匹で暮らしています。 同居当日、母が

          #40 親と同居して思うこと

          #39 64歳で始めた、母の手仕事

          気づけば3月も中旬。 待ちゆく人たちの洋服も、パステルカラーが目立つ季節となりました。 今回は、一緒に同居している母の話をさせていただきます^^ 栃木の那須に住む母が私たちと同居するようになったのは、2020年1 月。 母の住むあたりは那須高原の中腹で、朝は灯油ストーブの温度計が「LOW」と表示されるほど冷える場所。 64歳、まだまだ元気な母でしたが一人暮らしとなると心配もあり、ちょうどその時期、長男のイヤイヤ期もあって、同居を提案するとすんなり快諾してくれました。 十年

          #39 64歳で始めた、母の手仕事

          #38 マイホームにかかるお金③

          これまで#36ではマイホームにかかるお金の大枠について、#37では工事にかかる費用の詳細について、お話ししました。 今回は、「そのほかにかかる費用」として、主に「書類や調査に必要な諸経費」や「税金・住宅ローン関係の費用」の詳細についてお話しさせていただきます。 書類や調査に必要な諸経費 ■測量費用 現地の測量にかかる費用。 建築確認申請に必要で、現地の状況や土地の面積によって金額が変わる。 ■地盤調査費用 地盤の硬さや地質を調べるのにかかる費用。 地盤改良工事の要不要が

          #38 マイホームにかかるお金③

          #37 マイホームにかかるお金②

          前回の#36では、マイホームにかかるお金の大枠について、お話ししました。 今回は、「工事にかかる費用」の詳細についてお話しさせていただきます。 工事にかかる費用本体工事費 ■基礎工事 建物の土台となる基礎をつくる工事。 地面を掘り、コンクリートを打ち込むが、傾斜地などは盛土、切土が必要になる。 また、地盤が弱いとコンクリートや鉄筋の量が増えるため、費用がかさむ。 ■木工事 柱や梁など大工職人の作業すべてを言う。 使用する木材、加工法、家の形状などで費用が大きく変わる。

          #37 マイホームにかかるお金②