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出血の危険性について

こんばんは、今回から「止血」というテーマでお話ししますが、
1回では終わらないので、4回に分けます。

1回目の今回は、「血液とは何か」、「血液循環」、「出血の危険性」、
ショック」についてお話しします。

血液とは
体内で、酸素や栄養分などの必要なものを送っています。
また、体内でいらなくなった老廃物を運び出す働きをしています。
病気と闘ったり、止血をしたりします。

血液循環
心臓のドクンドクンという脈動によって動脈から流れ、毛細血管を通じて
身体全体に運ばれ、静脈によって心臓に戻ってきます。
血液が体内を一巡するのに約20秒かかります。

「血液の75%は静脈20%は動脈5%は毛細血管に血液があると言われてます。」

出血とは
血管が傷ついたりけがをすることで血液が失われてしまうことを言います。
出血が多ければ、「出血多量」で亡くなってしまうケースがあります。

血管「出血」の種類
主に3つのことを覚えておいてください。

1.動脈出血 鮮血 吹き出す 急いで病院へ行くか、救急車を要請する。
          (脈動によって噴き出してくる。

2.静脈出血 赤黒い血 あふれ出る 直接圧迫止血法を使えば、
                           止血できる。

3.毛細血管出血 赤紫色の血(日常で指を切ったり、転んで血が出た時に
         よく見るやつ)
         にじみ出る ハンカチなどで止血できる。

直接圧迫止血法

ショックとは
血圧が下がり、血液循環が悪くなってしまうこと。
出血多量時、心筋梗塞によって心臓から送り出される血液量が減少してしまうこともショックの原因になりますが、原因は様々あります。

ショックを起こした場合、直ちに医師の診療を受けなければいけません。

顔面蒼白(青白い)
皮膚が冷たい湿っている
ぐったりしている
呼吸が浅いまたは速い
脈動が弱いまたは速い
       こうした状態だとショックを起こしている危険性が高い

ショックの原因
外傷による出血(刃物で刺されるなど)
病気による出血
脱水
・激しい下痢嘔吐
・広範囲の熱傷(火傷)
急性心筋梗塞などの心不全
アレルギー反応(アナフィラキシーショックなど)
敗血症
気胸(空気が漏れてしまい、肺が潰れてしまう病気)

意識がはっきりしていても長い時間観察する必要があります。

今回はここまでにします。

本日も読んでいただきありがとうございました。



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