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第1章 もしもの話が現実になる⁉
いつ、どこで、何が起こるか分からない未曽有の災害。
日本が、東京が、炎に包まれるかもしれない。
そんな時、どのような行動をすれば良いか。
今回から「災害」、「防災」に焦点を置き、
お話ししたいと思います。
【2030年以内に70%の確率で首都直下地震がやってくる⁉】
その前に
首都直下地震とは、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、茨城県、
山梨県付近を震源とするマグニチュード7.0の大規模災害
のこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1714895454548-du1cH1U2M0.png)
この地震が起きれば、人的被害や経済的被害が大きいと言われています。
「人的被害」(想定)
帰宅困難者:約450万人以上
死者数:約23万人以上
建物の焼失被害:約61万棟以上
「ライフライン」(想定)
電力:1週間以上使えず
上水道:5割は断水
通信:9割以上使えず
車道:地割れなどで使えない場所が多くなる可能性がある
電車:1か月以上使えず
![](https://assets.st-note.com/img/1714895560025-p9rvMnhyWK.jpg)
「経済的被害」
経済被害:約95兆円
生産・サービスの被害:約48兆円
建物の被害:約47兆円
過去の地震のデータをもとに解析した学者の話では、
火災による死者数が多いと言います。
【被災後の人命救助におけるタイムリミットは72時間】
その72時間をどう行動すべきでしょうか。
自宅にいる設定で、説明します。
地震発生後、まずは身の安全を守ります。
椅子の下に隠れたりして頭を守ります。
何もなければ、手で頭を守りますが、
手のひらを上に向けないようにしてください。
もし手のひらを切ってしまうと、かなりの出血と痛みが伴います。
![](https://assets.st-note.com/img/1714895666380-QeXp4m8yru.jpg)
1.揺れが収まったら、行動しましょう。
ガラスなどに注意してください。
2.火元を確認する
火事のもとになるので、出火している場合は、消火器で消してください。
ガスを遮断することも忘れずに!
※今のガスメーターは、震度5強ほどの地震が来れば、
自動的に遮断してくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1714895715505-BzZCfIxkrd.png?width=1200)
3.出口を確保する
部屋の窓やドアを開けることで、棚が倒れても逃げることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1714895809486-KBS7IPkZWn.jpg)
屋外に出たら、
4.塀から離れる
瓦の落下やガラスの飛散、ブロック塀が崩れることがあるので、
必ず離れた状態を保ってください。
![](https://assets.st-note.com/img/1714895873362-4yQuLPzhpP.jpg?width=1200)
避難場所への避難へ、
「もし備蓄品がある場合」
袋に一つにまとめておくと、地震発生後に持っていきやすくなります。
備蓄品がある場合、重いので、出口の近くに置いておくことを
お勧めします。
そうすれば、出口を確保した後に、持っていきやすくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1714895923986-VEkYOnu90o.jpg)
「2階、3階などにいる場合」
古い建物であれば、1階は押しつぶされる危険もあるため、
急いで1階に下りない方が良いことがあります。
また、エレベーターには乗らず、階段で降りてください。
閉じ込められる危険性があるからです。
子供がいる場合、ベビーカーがある場合は、周りの人に助けを
求めてください。
決して自分だけで動こうとしないでください。
地震発生後は、適切な判断が難しくなってしまい、慌ててしまうからです。
周りの人に助けを求めるのも大切なことなのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1714895986250-0xP9I179qx.jpg)
「トイレにいる場合」
強い揺れを感じたら、ドアを開けて、出口を確保してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1714896047593-LCzCkp1WNl.jpg)
「浴室にいる場合」
裸でいるので、怪我がしやすいです。
洗面器などを頭にかぶって安全な場所に避難してください。
鏡や電球などの落下で、怪我をしないようにするためです。
![](https://assets.st-note.com/img/1714896087594-ktBEyiqtMt.jpg)
(最後に)
今回は、「首都直下地震について」と「自宅で身を守る方法」を
お話ししました。
今後、消火器の使い方や止血法、公衆電話の使い方なども
ご紹介していきます。
本日も読んでいただきありがとうございました。