連載『地方の兆し』＃4「7年に一度！コロナ禍の善光寺御開帳」
こんにちは！
長野県出身、3年のあさぬまです😊
今回、私が見つけた兆しは、「コロナと御開帳」です❕
5月8日付の信濃毎日新聞に掲載されていた、
「善光寺御開帳 天台宗の中日庭儀大法要 華々しく」という見出しの記事です！
以下、リードの一部です。
「御開帳が行われている善光寺（長野市）で７日、期間中最大の行事の一つ、天台宗の中日庭儀(ちゅうにちていぎ)大法要があった。大勧進の栢木寛照(かやきかんしょう)特命住職や一山の住職らが、本堂内の前立(まえだち)本尊と「善の綱」でつながる回向(えこう)柱の前で読経。ハスの花びらを模した色とりどりの紙片「散華(さんげ)」もまかれ、大型連休終盤に訪れた多くの参拝者が華やかな儀式を見守った。」
◎記事の概要
長野県長野市にある善光寺では、七年に一度「御開帳」という行事があります。絶対秘仏であるご本尊の身代わりである「前立本尊」を本堂にお迎えするものです。前立本尊の中央にある阿弥陀如来の右手に結ばれた糸は、白い「善の綱」として本堂前の回向柱に結ばれます。この回向柱に触れることは前立本尊に触れることと同じご利益があります。
そのため、御開帳になると多くの参拝者が訪れるんです❕
5月7日には、御開帳のなかで最大の行事である、天台宗の中日庭儀大法要が行われました。華麗な法衣をまとった住職らが回向柱の前に読経します。しかし、新型コロナウイルスの影響で住職の行列が前回の四分の一ほどに抑えられました。それでも、住職らの行列は200人❕見ごたえある行事となっています✨
ゴールデンウィーク終盤に行われたため、多くの参拝者が訪れました。回向柱を一目見るために訪れた参拝者は、回向柱を触る前後でアルコール消毒をするなどの感染対策がなされました。
私は、長野県出身です🍎
そのため、善光寺は、家族で毎年初詣に訪れる場所です。小学生のときは、4年生のときに長野市に見学する行事で、善光寺に訪れたこともありました。それほど、長野県にとって善光寺は大きい存在になのだと思います。
ですが、私は、まだ御開帳に行ったことがなく、テレビ越しでしか見たことがありません。しかし、最近駅内や電車などでご開帳のポスターが貼ってあるのを見かけるため、目を輝かせてしまいます👀
今回のご開帳はコロナ禍で行われました。そのため、今までの風景とは違い、住職の方もマスク、参拝者も参列するのに規制がかかり、「新しいご開帳」なんです。
公式サイトでは、回向柱の光触媒コーティングの作業があるということも「お知らせ」に出ています。
今年の初詣でも、コロナ禍による影響が見受けられました。人数は増えてきているように見えます。しかし、ぎゅうぎゅうになってお参りすることも、ぎゅうぎゅうになってお守りを買うこともありません😢
次に行われる七年後のご開帳は、どのような風景になるのでしょうか。
その頃にはコロナが収まっていることを願うばかりです🙏
◎以下、記事全文です↓
御開帳が行われている善光寺（長野市）で７日、期間中最大の行事の一つ、天台宗の中日庭儀(ちゅうにちていぎ)大法要があった。大勧進の栢木寛照(かやきかんしょう)特命住職や一山の住職らが、本堂内の前立(まえだち)本尊と「善の綱」でつながる回向(えこう)柱の前で読経。ハスの花びらを模した色とりどりの紙片「散華(さんげ)」もまかれ、大型連休終盤に訪れた多くの参拝者が華やかな儀式を見守った。
大勧進の瀧口宥誠貫主(たきぐちゆうじょうかんす)の４月の死去を受け、栢木氏は副住職から特命住職に就いた。この日は計２００人ほどの行列が大勧進から本堂前へ。一山住職らは朱色の傘を伴い、ゆっくりと練り歩いた。新型コロナウイルス対策で行列の規模は前回２０１５年の４分の１ほどに抑えた。
回向柱前の法要では、散華が春風で舞い上がる場面も。続いて本堂内で法要を営み、御開帳に合わせて供養塔が立つ釈迦(しゃか)堂でも行った。
長野市城山小学校４年の東條香樹(こうき)君（９）は、行列で参拝者の前を従弟子(じゅうでし)として歩き「楽しかった」。稚児で参加した同小３年の松田陽彩(ひいろ)さん（８）は「服が暑いし、階段の上り下りも大変」と話しつつもやり切った表情だった。
家族や友人と法要を見守った前橋市の高橋順子さん（７７）は、娘が最近病気を患ったが無事治ったといい「ありがとうございましたと伝えにきました」と話していた。
◎参考文献
善光寺御開帳 公式サイト
https://www.gokaicho.com/about/mainevent/
信濃毎日新聞 2022年5月8日6時3分 有料会員記事
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022050700759
2022年5月8日付 中日庭儀大法要 限定公開
