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もしカフェを開くなら その3 内装編

この野草茶カフェの部屋は2部屋ある。
1つが野草茶カフェのカフェスペース。
もう1つが野菜や自然食の物販コーナー。

暖簾をくくり、店内に入ると、玄関。
靴を脱いで入る京都のカフェのような感じ。
脱いだ靴を入れる下足箱があり、
木の札でロックがかかるものを置いておく。

カフェスペースはカウンター席と机・椅子席があり、
カウンターは屋久杉の1枚板に、4名がかけられるようになっている。

机は4か所にあり、すべて4人がけ。
カウンター席と机・椅子席合わせて合計20人が店内で飲食できるようになっている。

机や椅子は猫足のレトロな感じのものを使用。

夏はエアコンとサーキュレーターを設置。
冬は薪ストーブを設置。
薪はつてを頼って無料で手に入る間伐材を利用している。

それぞれの机にはくずややまぶどうのつるで作った
荷物入れを2つずつ設置しておく。
また同じかごの中に夏の冷房が寒く感じる人のために、
オーガニックの綿で織り上げたブランケットを用意しておく。

電球は裸電球の黄色いタイプの明かりで落ち着いた雰囲気にしたい。
ほこりは頻繁にはたきで払えるようにはたきを置いておく。
はたきは木製の柄に布を付けたもの。

室内の掃除用に棕櫚箒と木の川のちりとり、
ぞうきん、ブリキのバケツ、重曹を置いておく。

トイレはペーパーは竹素材のペーパー。
化学洗剤は使わず、重曹やセスキ、酵素系漂白剤などで掃除をする。
手洗い場には使い捨てのペーパーは置かないようにする。
換気扇を設置して、しっかり喚起できるようにする。
よく居酒屋等で、いつだれが掃除したかのチェックカードが貼ってあるが、
こういう目障りなものは貼らないようにする。

店内は雅楽、クラシック、自然音のヒーリングミュージックなど落ち着いた雰囲気の曲を季節や時間によって流す。

野草茶の茶葉やタルトの素材や生地は基本冷蔵・冷凍保存しておくので、
冷蔵庫は業務用のもので、しかし、大きくすぎない物を購入する。
冷凍庫はたんぽぽコーヒー、穀物コーヒー、黒焼き玄米茶を凍らせたものを保存しておき、
アイスを出すときに水の氷ではなく、これらの氷を使用する。
いつ作ったかが分かるように、視覚的に示しておく。

食器洗い機は設置しておく。
乾燥まで短時間ですませられるもの。

食器はカウンター後ろの棚に片づけられるようにしておく。
食器は白を基調にしたお茶の色がきれいに出る和のもの。
たんぽぽコーヒー・穀物コーヒーや黒焼き玄米茶用に、
洋風な陶磁器も置いておく。
すべて同じようにそろえるのではなく、
マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、ウェッジウッドなど
いろいろな種類の中からその人の雰囲気にあったものを選べるように。

火はオール電化は避ける。
ガスコンロの口は3口。
お湯は沸かしたものを保温できるようなツールも1つ置いておく。

オーブンはガスオーブン。
これは業務用の最も小さいものを導入する。

包丁はタルトを切るものを1つ、予備を1つ。
まな板は伽耶のまな板を使用する。

カウンターのふきんはオーガニックのもの。
お客さんに出すおしぼりは竹を使った使い捨ての無漂白のもの。
プラスチック素材はごみ箱に。
竹素材はそれだけを分別するごみ箱に入れ、燃やして杯に灰にし、野山へ。

ただしおしぼりは使い捨てをやめることも検討。
その場合は木でできたおしぼりおきを用意し、その上に置く。
おしぼりは毎日土鍋で煮沸消毒する。

調理場では生ごみと別のごみに分けられるようにゴミ箱が配置されていて、
生ごみに関しては一時的にストックしたものを店外のコンポストに移動すればいいようにする。

カフェスペースの時計は1つだけ柱時計を置いておく。

マガジンラックは木でできた棚。
自然のことや、自然とともにあるくらしを彩る本、移住に関する本を並べておく。
また、オルタナティブなくらしを扱う月刊誌、機関紙などは定期購読しておき、最新のものを入れておく。

店のものを洗う洗濯機はスタッフルームの風呂場付近で設置。
こちらも合成洗剤不使用にする。
エプロンやタオルは毎日、カーテンも季節で1度は洗う。

レジはipadを使ったもの。
当面現金とカードや電子マネー併用。

コンセントなどはお客さんの自由には使えない。
「長居はしないでください」とは書かない。
しっとりと落ち着いて自分の内面と向き合えるような空気感を作り上げる。


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