もしカフェを開くなら その2 外装・外周り編
まず店はどこにあるかというと、兵庫県神戸市近郊の田舎にある。
里山まるごとの中にポツリと立った古民家が店。
この古民家は500万円~1000万円以下で周りの田畑付で購入した家である。
古民家をもう500万円ほどかけてリフォームすることを想定しているが、
できればやってみたいという人たちとわいわい言いながらリフォームできたら嬉しい。
リフォームの期間は1年以上かかってもよい。
その際、日本の古くからの技術を持っている(宮)大工さんなんかが手ほどきしてくれるとなおよい。
屋根は瓦が悪くなっているようなら吹き替える。
太陽光発電パネルはつけない。
トタンの壁が貼られていたら杉板に張り替えたい。
雨戸が木なら嬉しい。
もし木の雨戸の滑りが悪くなっているようなら鉋やのみで削ってはまるようにする。
部屋の柱や床は既存のものを生かす。
床の仕上げは柿渋などの和の保存素材を利用するようにする。
壁は土壁を修復し、それが適当なら麻の炭を混ぜた漆喰で塗ることも検討。
トイレは洋式に変え温水便座設置。
炊事場は営業許可が下りるように流しを2か所にする。
風呂場もイベントを開いたときのことを考え、付け替えておく。
中の家具はすべて運び出してリサイクルショップへ。
で、リフォームして整った古民家。
今回は外装編。外装に加えて外回りのことを書いてみる。
外から見ると店の扉は引き戸になていて、回転時は細い竹の軸に若草色の暖簾がかかっている。
暖簾の脇には夏には南部鉄器の風鈴がかかっている。
左には傘立てがあるが、この傘立ては森の間伐材を使って自作したもの。
金魚鉢が2つあって、庇の陰になる部分で金魚やめだかを飼っている。
水草が適度に繁茂し、えさはたまにやる程度。
もう片側には水連鉢があり、蓮の花が植えられていて季節になるとピンクのかわいらしい花が咲く。
庭があり、店内から庭が眺められるようになっている。
庭には四季折々咲く樹木が植えられていたり、下草には希少な山野草が植えられている。
庭のお世話をする水は井戸水があれば井戸水を利用する。
なければ店の裏に雨水タンクを設置しておいて、その水を利用する。
この水は店先のうち水をする際にも使う。
店の外には平地部分に雨でぬれても大丈夫な素材の丸テーブルとイスを4席置いておく。
テーブルとイスの近くには豚さんをかたどった蚊とり線香を置いておく。
その蚊とり線香は除虫菊ベースで作った自然派のもの。
その他に里山の中の田畑のあぜは歩いていいように開放して放していて、
そこでテイクアウトのものを飲食してもよいようになっている。
テイクアウト用のごみ箱は駐車スペース付近に設置しておく。
駐車スペースは第一駐車場を店まわりに配置する。
全部で10台止められる。
また、少し離れた場所にも駐車スペースを用意しておき、
テイクアウトや物販目的のお客さんが来たときにも対応できるようにする。
外側の道は周りの雑木林から落ち葉がとんできても掃き清め、
落ち葉をためておくスペースを作っておく。
竹林整備をしたときに出た竹を利用して作った箒を使って掃く。
田舎ではよく人のいなくなった民家や耕作放棄地周囲に「不法投棄禁止」などの看板があることが多いが、
店を始めると人通りが多くなるし、第一看板が見苦しいので、敷地内にあれば撤去しておく。
駐車スペース周りの雑木がお客さんの車に倒れてきそうであれば、その枝は選定のこで払っておくようにする。
もし余りにも高い木ならば業者に切ってもらう必要もある。
里山エリアにはヤギと烏骨鶏を飼っていて、ヤギのミルクと烏骨鶏の卵は販売する。
森の中には小川が流れていて、水に触れられるスペースがあるが、夏のマムシは要注意である。
店を示す立て札は置かず、開店している時にのみ出すのれんが唯一店であることが分かるものである。
その1 メニュー編はコチラからどうぞ。
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