たくさん本を読むコツ
わたしは年に50冊以上は本を読む。
いばれた数ではないけれども、
たぶん平均より多いかなとは思う。
たくさん読むにはコツがある。
わたしの本の読み方はこう。
①全部は読まない
目次を見て、気になるところから先に読む。
本1冊、まるっと読んでも内容はそれほど覚えてない。
全部読もうと思って読んでても、
やがて「積ん読」になる可能性は高い。
だったら、さくさく読んで、
1週間経ったら途中でもそこでやめて本棚に飾っておく。
②3冊同時に読む
20分か25分でタイマーをかけておいて、
アラームが鳴ったら本を替える。
きりが良いところまで、じゃなくて時間が来たらそこまで。
そのときメインの本を決めておくのも良くて、
A→B→C を繰り返してもいいけど、
A→B→C→A→B→A→C→
と変化させると飽きない。
3冊とも仕事に絡んだ本でもいいし、
1冊は小説とかエッセイとかでもいいかも。
意外と1時間ぐらいはすぐ経ってしまう。
読書1時間、すごくない?
問題は、時間の確保。
③早起きをする
毎日早起きをして、1時間、良質なインプットの時間をつくる。
通勤の電車で読もうとしない。
紙の本ならかさばるし、電子本でもカバンの中から取り出すのが億劫。
そもそも3冊同時に読めない。
電車の中では耳からのインプットにしておく。
必ず自宅で1時間。
この良質なインプットの時間に新聞なんか読まない。
新聞は脳みそがつかれた夕方に読んでちょうどいい。
新聞は仕事のネタ拾いか、自分なりの解釈をつくる材料。
もし朝、どうしてもニュースが読みたくなったら(わたしはよくある)、
その20分なり25分の中に入れちゃう。
でもそれをレギュラー化しない。
あくまでも、メインは書籍からのインプット。
こうして1年52週、記憶力と知的体力が落ちても、
最低でも50冊は読んだことになるから、
他の人よりいろんな分野に目配りができるようになる。
はず。