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子育てママ、自分たちのことも大切に

『ご自愛レッスン 〜周りを優先しすぎるお疲れママのための』
という本を読んでいると、

みんなちがって みんないい

という、よく知ってる言葉に出会った。
でも、知らなかった。
金子みすゞの詩の一節だったのか。
「わたしと小鳥とすずと」という詩の一節。

7月のイベント情報がしっかりと

昨日、かまいしこども園の「バンビテラス」。
TETTO(市民ホール)のギャラリーでやってるオープンなイベント。

マットを敷いておもちゃ広げて、
こども園の栄養士さんが離乳食とか栄養の話をしながら、
ママたちと園のスタッフたちとでおしゃべりする。

出汁のとり方とか、
なんの出汁が子どもにいいか、ウケるか、とか。
5ヶ月ぐらいは野菜やコンブがよさそう。
そのあとはカツオ、コンブ&カツオ、とりの肉出汁。

こども園でも出汁の飲み比べをする。
小さい子はコンブ出汁に興味あるけど、
子どもも大きくなるとコンブはうす味過ぎる。
カツオとかとり肉とか、インパクト系を好むようになる。

「出汁はどのくらい冷蔵庫でもちますか?」
ママからの質問に、栄養士さんが答える。
「2日ぐらい。でも冷凍すると保存できます。
製氷器で小分けにしていると、ちょこっと、1個から使えて便利です」

出汁の飲み比べ

「なんで出汁を使うんですか?」
わたしの愚問に、栄養士さんが答える。
「旨味が入っていて、子どもたちも食べやすいです」
子どもたちの味覚は侮れない。

ママたちの間でも、
「しらすは潰すとグレーな色になってちょっと見た目が悪い、
しかも案外苦い」

とか、
「ブロッコリーはすぐに茹で上がって使いやすい」
とか、おしゃべりしながら情報交換。

10時にスタートして、
だんだんだんだん、一組、二組と増えていった。

「自分たちのことも大切にね」(栄養士さん)
みんな熱心に離乳食や子育てのことを聞いているし、しゃべっている。
子どものごはんをつくって食べさせて、
またすぐ子どものごはんをつくって食べさせる。

「ずっと子どものごはんのことを考えてる笑」(ママ)
自分のは、朝ご飯のつもりが昼ご飯になっていたり、
いつもかき込むように食べていたり。

自分たちのことも大切に。
ベビーフードもOK。
「疲れたときとか、お出かけのときとか。
自分でも食べてみるといいですよ」

びっくりするぐらい味が濃いいものもある、と。
2段重ねのお弁当タイプもある、と。

ご自愛ご自愛。
みんなちがって、みんないい。

まだハイハイな子どもたちがかわいかった〜


『ご自愛レッスン 〜周りを優先しすぎるお疲れママのための』 長谷静香 モラロジー道徳教育財団 2023年