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釜石をタテ軸(時間)とヨコ軸(空間)で考えてみた

8月15日、AEONにいったら人がたくさん。
黒山の人だかり、というか、
芋の子を洗う、というか。
「お盆と正月は人が3倍に増える」
といわれているが、大げさな物言いでもないなと思った。

考えてみれば、こうした人たちは、
帰るところがある、ってことで、
それが釜石だ、ってこと。

釜石は過疎地だけれども、
「帰るところがなくなった」過疎地ではなく、
「まだまだ実家とお墓が残っている」過疎地である。

それが「3倍」となると、9万人の潜在的な人口がまだある。

こう考えてみる。
タテ軸(時間)=かつて住んでいた、ここで育った人たち
ヨコ軸(空間)=三陸地域=青森県八戸市〜岩手県〜宮城県牡鹿半島
なかなかの経済圏になる。

たとえば「瀬戸内経済圏」とブランディングした人たちがいる。
岡山、広島、山口、
香川、愛媛、兵庫(淡路島)
福岡、大分

三陸もすでにブランディングされているかもしれないが、
釜石単体でいろいろ考えるのではなく、
三陸海岸地域全体でブランド化していけばどうだろうか。

ちょっと深めていきたい。