睡眠時間が短い日本は、生産性も最低レベル
ラジオを聞いていたら、
「日本人の平均睡眠時間は世界最短」
だそうだ。
7.22時間。
充分だ、と思うかもしれないが、
アメリカ 8.51時間
カナダ 8.40時間
ドイツ 8.18時間
韓国 7.51時間
働きすぎが原因か?
そうじゃない。
日本 1607時間 (年間労働時間)
アメリカ 1791時間
カナダ 1685時間
ドイツ 1349時間
働いてないから生産性が低い?
日本 49.9ドル
アメリカ 85.0ドル
カナダ 62.4ドル
ドイツ 80.6ドル
労働時間が1600時間台の国と比べると、
日本 7.22時間(睡眠) 1607時間(労働時間) 49.9ドル(生産性)
カナダ 8.4時間 1685時間 62.4ドル
スペイン 8.35時間 1641時間 59.6ドル
働く時間は長くない、
睡眠時間は短い、
生産性は低い。
でもきっと、働いてる時間は統計より長いだろうなあ。
ビジネスパーソンとの飲み会は20時スタートざらにあるし、
18時にセットしたら、一度だけじゃなくて怒られたことある。
「うちは定時が19時ですから」
「ジョーシキを知ってくださいよ」
ビジネスメールが届いている時間も、
20時過ぎているのが毎日何通かある。
寝る時間削って働いて、生産性が低い、って泣くしかない。
夜でも部屋の中が明るいというのも、
睡眠時間が短い原因かもしれない。
わたしはずっと、夜は間接照明で薄暗くしているけど、
普通の家では蛍光灯でバッチリ明るくしているんじゃないかな。
部屋の中が明るいと、睡眠ホルモンのメラトニンが抑えられ、
覚醒物質のセロトニンが分泌される。
その上で、スマホをいじる。タブレットを使う、PCを開く。
「寝てるヒマがあったら働け!」
じゃなくて、
「ランチ食べたら昼寝しろ!」
が常識になって欲しい。
ちなみに、起きてから13時間で脳みその作業能率が下がり始め、
17時間以上になると、作業効率は血中アルコール濃度は0.05%の
「酒気帯び運転」と同じくらいになるらしい。