ワクワクする働き方セミナー
自分の将来について考えたことはありますか?
恥ずかしさを乗り越えるにはやっぱり、
上司の愛だな、と思う。
その最終段階で、受講生それぞれがコミットメントを発表した。
①あなたが仕事を通して実現させたい未来
②あなた自身のありたい姿
③あなたはそのためにどのように行動しますか
受講生のみんなが、とてもいい発表をした。
地元や地元の人々、会社や会社の従業員への感謝と恩返し。
働きやすく生活しやすい環境。
輝くような生き方、光が差し込む街の発展。
入社2〜3年目、高卒の人なら6~7年目の人たち。
24歳とか27歳あたりの、まだまだフレッシュな、
でももう少しで、仕事に対するモチベーションを失っていくころ。
でもそれってムリでしょ?
それって実現できるの? ムリでしょ?
と思う人は間違ってる。
いや、一人では実現できない、という点では正解。
しかし実現可能であるかどうかは、
受講生一人ひとりのリーダーシップにかかっている。
全員発揮のリーダーシップ
ここでいうリーダーシップとは、「全員発揮のリーダーシップ」で、
shared leadership とか leadership without authority
といわれている、新しいタイプのリーダーシップ。
この「全員発揮のリーダーシップ」には、「最小三要素」がある。
①目標の設定、共有
②相互支援
③率先垂範
目標はできた、あとはシェアできるかどうか
ワクワクセミナーに話に戻れば、
「あなたが実現させたい未来」という目標設定はできた。
次にやるのは、それをシェアすることだ。
だれとシェアするか。
職場のグループであり部署である。
しかし「実現させたい未来」なんて、
真面目なことをシェアするのは恥ずかしくってたまらない。
であるならばまず、親しい仲間か、信頼している上司に
「実は、こないだのセミナーでこんなこと考えました」
とシェアする。
「あなたにはどんな実現させたい未来がありますか?」
と尋ねることが、実は「人を巻き込んでいく」ことの始まり。
そして、なんとなくお互いに支援しながら、
実現させたい未来に近づいていく、相互支援。
それをだれがまっさきにやり始めるかというと、
セミナーを受けた受講生、である。
でもきっとそれは、受講生=若い社員の努力にかかっているというよりも、
上司がそうした場をつくってあげられるかどうかにかかっている。
上司からの愛、が必要である。