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スマートに過ごせた気分になる

釜石に帰る新幹線まで時間があったので、
田端駅から乗った山手線を上野駅でいったん降りて改札を出て、
美術館にいった。

上野駅の公園口改札を出てすぐにあるのが国立西洋美術館で、
この春リニューアルオープンしたばかり。
いまはピカソ展をやってる。

新幹線の待ち時間は2時間。
上野公園には美術館博物館はいくつもあるけど、
駅に一番近いということで、西洋美術館に決める。

だけど、日曜日でピカソ混んでそうだし、
2時間はちょっとだけ短いかも、
と思って「常設」展にした。

西洋美術館の常設展は、
中世から20世紀にかけての西洋絵画と、
ロダンを中心にしたフランス近代彫刻が展示してある。

常設展見るのは2回目だけど、
1回目は企画展のチケットでタダで常設展示場入れるから、
ホントに歩いて通り過ぎました〜、的だったので、
少しちゃんと見ようかな、と思って入った。

いつものようにザーッとザッピングのように見て、
最初に戻って気になる絵を再見する、
っていう鑑賞の仕方をやったら、
これもまた2時間近くかかって、
新幹線にぎりぎりセーフ。

映画だと上映時間が決められていて、
その時間に合わせないといけないけど、
その点美術館博物館は、こっちの都合で入ったり出たりできる。
時間と満足を自分でコントロールできる。

なんとなく映画より美術のほうが、
時間をスマートに過ごせた気分になる。

美術館で写真撮るの当たり前になってる