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じーっと見てると見えてくる

これまでは「書」ってよくわかんない、と遠ざけてきたけど、
じーっと見てると、ああもしかしてすばらしい?
とか思えてきた。


第50回大槌町民文化祭
第50回大槌町民文化祭


普段遣いの「文字」がアートになる、って、
日本語ってすごい!
と思った。
いやいやいやいや、書といえば本場は中国だけど、
たしかに漢字文化という意味ではそうだが、
ひらがなもあることが日本語の特徴。

第50回大槌町民文化祭

といっても、どっちがすごいとかすごくないとか、
このさい問題ではない。

じーっと見てるとわかった、
じーっと見てると気がついた、というのがわたしがいいたいこと。

今目の前にある実物を丹念に見ることから思考する「ミュージアム思考」

『こどもと大人のための ミュージアム思考』 稲庭彩和子 p112

を体験した。

じっくり見る、じっくり考える。
すぐに答えを出さない、すぐに結論づけない。
問いを持ち続ける。
議論よりも対話を。


『こどもと大人のための ミュージアム思考』 稲庭彩和子編著 左右社 2022年

第50回大槌町民文化祭